郊外のタウンシップSowetoで全面封鎖予告 安易な立ち入りを避けて
ヨハネスブルグ郊外のタウンシップ(旧黒人居住区)、Soweto。
かつて反アパルトヘイト運動の中心地だったこの場所には現在、Mandela HouseやHector Pieterson Memorial and Museumなど、歴史の一端に触れることができる施設が居を構え、旅行者を集めています。
しかしここ最近少々きな臭い動きが続いており、立ち入りは避けた方が無難です。
最新の動きは、2020年2月25日(火)および26日(水)にSowetoを全面封鎖する、というもの。国営電力会社Eskomが積もる電力料金未払いを理由に電力供給を停止したことに対する抗議とされています。
幸い25日(火)の抗議行動は平和裏にはじまり、全面封鎖は行われなかった様子。
Peaceful start as Soweto prepares for shutdown with residents demanding free electricity
一方で午後に入ると、警察が模擬弾を発泡したとの報道があり予断を許さない状況です。
WATCH | Police fire rubber bullets as Soweto residents protest over electricity cuts
一夜明けて2020年2月26日(水)は、今のところ暴動や破壊行動は報告されていませんが、夜に予定されている財務大臣による予算演説の内容次第では大規模な抗議行動が勃発する可能性も十分に考えられます。
Soweto観光にはSoweto Bicycle Tourなどたいへん魅力的なプログラムも用意されていますが、しばらくは様子見で参りましょう。
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