ラグビーW杯準々決勝、計画停電で南アフリカ vs 日本戦の観戦が危機に?

公開日 : 2019年10月19日
最終更新 :
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W杯準々決勝、日本 vs 南アフリカ戦がいよいよ明日に迫りました。

言うまでもなく、ラグビーは南アの3大スポーツで、南ア代表Springboksは世界屈指の競合、目指すは優勝ただ1つです!

そんなBoksが決勝トーナメント初戦で相対するのは、快進撃を見せるホスト国、日本。「ブライトンの奇跡」で苦渋をなめた(Boks関係者は「もう終わったこと」と述べていますが)相手とあって、ここヨハネスブルグでも大いに盛り上がっている......

わけですが、ここに来て大問題が出てきました。

計画停電です。

停電でW杯準々決勝が観戦できない可能性

南アでは今、国全体で電力が不足しています。原因は国営電力会社Eskomの怠慢です(超ざっくりですが)。

そこでEskomは、国全体のブラックアウトを避けるために地域別1コマ4時間の計画停電を木曜日に始めました。

この記事を書いている時点では、「土曜日も計画停電は不可避」と発表されています。いつ終息するのかはわかりません。

1コマ4時間の停電は早朝、日中、深夜のどこにでも来る可能性があります。つまり、自分の居住地域がラグビーの試合時間とバッチリ重なる可能性も十分にあるのです。

Eskomによる計画停電は今に始まったことではありませんが、こんな大事な時になんてことをしてくれるんだ......と大勢の南ア人がEskomに対してあらためて、殺意にも近い怒りを覚えていることでしょう。

では対策として何ができるか。

今から電源のバックアップを準備することは、時間的にムリ(お金かかるし)。ベストな選択肢は計画停電のスケジュールをチェックして、プランA、プランBを立てておくことでしょう。

この週末は多くの南ア人が計画停電スケジュールを教えてくれる無料アプリEskomSePushとにらめっこです。

photo credit: . SantiMB . via photopin cc

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