ヨハネスブルグのCBD、行くべからず

公開日 : 2019年08月20日
最終更新 :
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またか......

と思わずため息をつきたくなるニュースを在南ア日本大使館から受信致しまして。

8月12日(月)、午前11時30分頃、邦人旅行者がパークステーション周辺を徒歩にて単独移動中、複数の男に囲まれ、うち一人からジャケットの内側に持っていた拳銃を示されて、財布や携帯電話等を強奪されました。

8月13日(火)、午前6時頃、邦人旅行者がパークステーション周辺を単独で歩いていて、複数の男から襲われて、気を失っているうちに、金品を強奪されました。

出所:在南ア日本大使館

元バックパッカーの端くれとしては同情の一つもしたいところですが、この件に関しては何とも。私見ですが、バックパッカーは生きて帰ってこそ。ヨハネスブルグのCBD(中心部)に丸腰で突っ込んでいくなんて、はっきり言って無謀です。

前特派員の方がヨハネスブルグの治安に関するまとめ記事で明言されていますが、アフリカでアジア人は目立ちます。どこが危険とか危険ではない以前の問題として、南アでは一挙一動が人に見られているものとして行動することが吉、です(自戒を込めて)。

ちなみにヨハネスブルグのCBDでは最近にわかに緊張が高まっています。不法滞在外国人・違法商売撲滅を推し進める警察当局(Operation  clean up)と一部店主が衝突し、暴力の応酬に発展。多数の逮捕者を出す事態となりました。

ここで終わらないのが南アフリカ、その翌日、この任務に関わった複数の警察官の逮捕が当局から発表されました。容疑は押収した物資の横流しおよび、商店主に対する捜査計画の事前リークです。

本来であれば不正を一掃すべき警察が不正に手を染めた(大多数の南ア人にとっては想定の範囲内ですが)ことを受けて、捜査の正当性を疑う声も聞かれます。

いつ再び、CBDで同様の衝突が発生するかは事前予測が難しく、とにかく2019年8月現在CBDは避けた方が無難、です。

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