夏のヨハネスブルグで犯罪よりも怖いもの
背筋も凍る、ヨハネスブルグの怖い話についての記事です。
ヨハネスブルグの治安の悪さはよく知られています。日本人が巻き込まれた犯罪の例を含めた最新の状況は、過去記事「旅行者のための南アフリカ治安情報(2013年6月版)」にまとめましたので、ぜひ読んでみてください。
ところが、ヨハネスブルグでは犯罪にだけ気をつけていれば安全という訳ではありません。なぜかというと、夏期限定ですが、ある意味犯罪よりも怖いものが存在するからです。
犯罪より怖いものって何だ?
とはいえ、「ヨハネスブルグで犯罪より怖いもの」なんてなかなか思い浮かばないと思います。いやいや、悪い冗談でしょ......なんて声も聞こえてきそうです。そこで、まずはヒントです。
この「ヨハネスブルグで犯罪より怖いもの」は、
1.車の窓ガラスを割る破壊力があり
2.いつ、どこで遭遇するか予測不可能で
3.形状は球体、色は白色
という特徴を持っています。
つまり夏のヨハネスブルグでは、「車の窓ガラスを割る破壊力を持つ球体に突然遭遇する」可能性がある訳です。なかなかの恐怖なんじゃないでしょうか。
ヨハネスブルグを襲う恐怖の巨大ヒョウ
「あるもの」が何か、わかりましたか?
正解は......超巨大なヒョウ(雹)です。
夏には少し早いですが、去年の10月(南アフリカは南半球にあるので、日本とは季節が反対になります)には、ヨハネスブルグの町にクリケットボール大のヒョウが降り注ぎ、車の窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。
車のフロントガラスを貫通/Twitterより
クリケットボールとの比較/Twitterより
リンクはYoutubeで見つけた当時の映像です。これを見てもらうと、すさまじさがわかってもらえるんじゃないかと思います。
また、大きさこそ10月のものほどではありませんが、ヨハネスブルグは去年の12月にも猛烈なヒョウに襲われました。ローレン・キム(Lauren Kim)さんは、ピクニック中に遭遇したヒョウの様子をブログにアップしてくれています。
犯罪は気をつけることで予防できるものもありますが、天災ばかりはどうしようもありません。ヨハネスブルグに来る予定の人は、くれぐれもお気をつけください。
(8月お題"今年は違ったヨハネスブルグの夏)
photo by: MauritsV
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