リアル寿司くいね

公開日 : 2007年11月21日
最終更新 :
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初対面の会話で無難な話題

ラグビー、家族、旅行、気候、料理、そして日本

がしかし、日本に行ったことがある、日本のことを知っている、なんて南アフリカ人は多くはない、中国と区別もつかないのはもう慣れっこ

香港に行ったことがある、シンガポールに行った、なんて言われても、「そうですか、、、」と今は平然と返せる

同じようにおそらくドイツ人に、フランスに行った、ポーランドへ行ったと言ったところで「それで?」って感じになろうと想像するが

そのへんの微妙さをまったく意識していないと思われる

これは、、、南アフリカをアフリカ大陸の代表とでも自負している傲慢さの表れか?

知っていても知らなくても、日本に興味をもって話題になるのは素直に嬉しい

が、日本に行ってみたいわ、ジャパニーズフードが好きなの、ウールワースのSUSHIをよく買うわ、リアルSUSHIが食べたくて回転寿司に行ったのよ

なんて聞かされると、さすがにNO〜!と返したくなり、自費で日本へ連れて行きたくもなる

南アで手に入るネタには問題はなくとも、寿司を成すのはもちろんそれだけではないはずで

シャリ、握り方、ネタの大きさ、切り方、、、

全てのコンビネーションが’あの’寿司を作り上げる

そして、いつの時代でも、寿司には’特別感’がつきものであるはず

スーパーの冷えて固まった寿司を食して、お手軽なファーストフードと解釈しているのなら、それはもう「寿司」ではない

「寿司のようなもの」だ

日本食が好きと言う人に限ってだいたい、寿司ぐらいしか食べたことがない

ならばせめて、日本人が握った寿司を食べてから言ってほしい

大和魂ジャパニーズフードを、あの程度ごときと誤解されたままでは、さすがの仏?も黙っちゃおれず

小さな寿司には、日本が凝縮されている

ならば、南アのなんちゃって寿司は、ある意味この国での’日本’観そのものなのか

歯がゆい

【写真】 ウールワースのなちゃって寿司 これで約800円!

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