エルサレムの冬
エルサレムは中東にあっても標高が800ｍほどあるので、雪が降ることもある。今年は暖冬だったが、ここ一週間ようやく冬らしく冷え込んだ。
そんなエルサレムの冬にもってこいの飲み物がコレ↓
サハラブ：アラブの葛湯...のようなもの（ホットミルクにコーンスターチでとろみをつけた甘い飲み物）で、ナッツやシナモンが上に添えられる。
伝統的には「サハラブ」という植物から作られる、例の「のびるトルコアイス」の原料でもある。旧市街を中心にスタンドでも売ってくれるが、美味しいサハラブに出会うのは難しい。たいてい甘すぎたり、重たすぎたり、ぬるかったりする。
しかし先日、温かい飲み物が充実しているブックカフェ「テモル・シルシュム תמר שלשום」で美味いサハラブに出会った！上の写真がそのサハラブである。シナモンの香りに、角切りリンゴの甘酸っぱさとバタースコッチの甘味が混ざり、冷えていた体が芯まで温まった。
ここはエルサレム地元人や学生達に人気の隠れ家的なカフェ。エルサレムストーン（エルサレムの建物はこの石でなければならない）がむき出しのしゃれた店内には本棚がならび、気にいった本を読むことができる。ビールやホットワイン、コーヒーに軽食を食べるお客で込み合っていた。
カフェはエルサレム一の繁華街「ベンヤフダ通り」の一本裏にある。このあたりは街の雰囲気が良いので、夕食後に散歩がてらどうぞ。
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