朝食命!なトルコで食べる、イスタンブールの朝ごはん専門店「チャクマック・カフヴァルトゥ・サロヌ」
「週末、うちに朝ごはん食べに来ない?」そんな会話が日常的に繰り広げられるトルコでは、食事の中でも朝食は特別な存在。休日には家族や仲間と集まり、テーブルいっぱいにお皿を並べ、淹れたてのチャイ(トルコの紅茶)を片手にお喋りに花を咲かせます。カフェやレストランでも朝食メニューを扱う店は多く、時間帯も朝に限らず終日オーダー可能です。
トルコ語で朝食を意味するカフヴァルトゥ/kahvaltiは、カフヴェ/kahve(コーヒー)とアルトゥ/alti(下)の2単語を組み合わせてできたものです。朝食後にトルココーヒーを飲む習慣から来ていて、「コーヒーの前に」という意味が込められています。
朝食メニューのみを扱う専門店のことはカフヴァルトゥジュ/Kahvalticiと言い、イスタンブールのベシクタシュ地区にはひとつの通り沿いにカフヴァルトゥジュが連なるエリアがあります。その中でもおすすめ!と友人が連れて行ってくれたのがチャクマック・カフヴァルトゥ・サロヌ/Cakmak Kahvalti Salonuです。
どの店も朝食メニューの内容は大差なく、パン・チャイ・チーズ・オリーブ・卵料理・生野菜・ジャムなどのペースト類が定番です。卵料理はメネメン(トルコ風スクランブルエッグ)なのか目玉焼きなのかオムレツなのか、チーズやペースト類は何種類あるのか、自家製なのか産地はどこなのかなど、そういったところでお店の個性が出てきます。
さらに「これがないとアガらない!」部類なのがバル・カイマック/Bal Kaymak(はちみつ&トルコ版クロテッドクリーム)とピシ/Pisi(揚げパン)とスジュク/Sucuk(スパイシーソーセージ)で、パンはスィミット/Simit(ゴマパン)もあると満点です。
キッチンに目を向けると、ステンレスの引き出しには大量のパンが直入れ! この斬新な保管方法もトルコならではです(写真はコロナ禍前のものなので、現在は変わっている可能性もありますが......)。
同じ通り沿いにある他のお店では、シガラボレイ/Sigara Boregi(白チーズの春巻き)がついているのが特徴でした。揚げパンに加え春巻きの追加で、より一層のボリューム感です。
両店ともにお腹いっぱい食べて飲んで、ひとりあたり30~40TL程度と良心価格。雰囲気を味わうには、店内ではなくテラス席がおすすめですよ(1TL/トルコリラ=約13円※2021年5月現在)。
【店舗情報】
■Cakmak Kahvalti Salonu/チャクマック・カフヴァルトゥ・サロヌ
・住所: Sinanpasa Mah. Celebioglu Sok. No:8 Besiktas Istanbul
・電話: +90 212 227 0485
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