調理後そのまま食卓へ! トルコ土産に銅製品

公開日 : 2019年12月13日
最終更新 :
筆者 : tapistanbul

旅先で見たときはステキだと思い購入したものの旅先マジックが消え現実世界に戻ったら......使うことなく場所を取るだけ。そんなお土産、家に眠っていませんか? 今回は、帰国後の日常生活の中でも活躍する、実用的なトルコ土産として銅製品をご紹介します。

トルコではTurk Kahvalitisi/トゥルク・カフヴァルトゥス(トルコ式朝食)といって、朝食の時間を大切にする文化があります。時間がある際は机いっぱい色彩豊かな食べ物を並べ、淹れたてのCay/チャイ(トルコ紅茶)を片手に会話を楽しみながらたっぷり時間をかけて朝食をとります。

休日は特に、カフヴァルトゥ(朝食)時間を共にするために友人とカフェやレストランへ出かけたり、自宅に招いたり・訪れたり、豊かな時間を過ごします。そんなトルコの朝食に欠かせないのが、銅鍋です。

01.jpg

野菜がたっぷり入った、トルコのスクランブルエッグ Menemen/メネメン

02.jpg

おもに卵料理に使われる銅鍋。調理後、火からおろしたらそのままサーブできるので、料理が冷めにくい(洗い物も少なく済む)というメリットがあります。そして何より、おしゃれ!

03.jpg

銅製でなくとも、卵料理=調理後そのままサーブがトルコ流。

04.jpg
05.jpg

トルコのチーズフォンデュ Muhlama/ムフラマ

卵料理のほかに、こんな使い方も。冷めるとチーズが固まってしまうので、銅鍋でサーブするには最適です。

実際に私もひとつ購入してみました。その使い勝手の良さに感動して、サイズ違いで追加購入。目玉焼きとソーセージを焼いたり、アヒージョを作ったり、朝に夜にと大活躍です。

06.jpg

写真左:新品 写真右:1年使用

使えば使うほどに色味が変わり、味が出てくる銅鍋。変化を楽しむことができるのも特長です。

09.jpg

トルコ南東部 シャンルウルファにて

08.jpg

トルコ南東部 ガジアンテップにて

トルコ南東部のシャンルウルファやガジアンテップでは、銅製品を扱うお店を多数見かけました。町中を歩いていると、どこからともなくカンカンカンカンと銅を叩く音が聞こえてきて、実際に制作している様子をのぞくこともできます。イスタンブールでも町中の金物屋や問屋街、土産品を扱うグランドバザールやエジプシャンバザールで購入できますよ。

08.jpg

鍋のほかにも、トルコの「食」の中には銅製品が多く登場します。私も銅鍋のほかに、ペッパーミルや冷たい飲み物用にマグカップを愛用しています(熱いものはより熱く、冷たいものはより冷たく! が銅製品の特長)。

オリエンタルな模様を施されたものも多く、インテリアにもぴったりですが、実用性があり食卓に華を添えるトルコの銅製品。ご自宅にひとつ、いかがですか?

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。