ハワイでゆっくり食事:マリポサ

公開日 : 2021年07月11日
最終更新 :
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アラモアナ・センターのニーマーンマーカス3階の「マリポサ」は、ショッピングで忙しい観光客だけでなく、ローカルの人にも人気のレストランです。新型コロナウイルスのパンデミックで2020年に閉店するまでは、ビジネスエグゼクティブがクライアント接待のビジネスランチに使ったり、有閑マダムがランチやアフタヌーンティーを楽しんでいました。その「マリポサ」が、ほぼ1年ぶりに2021年6月12日に再オープンしました。

ソーシャルメディアには、再オープンを待ち望んでいたファンからの書き込みがたくさんあり、中には「オープンから1週間、毎日予約を入れたわよ」というツワモノもいました。

シェフ・ローレンス・ナカモト

2013年からマリポサのキッチンで料理を手がけてきたローレンス・ナカモトがエグゼクティブ・シェフに抜擢されたのは2017年6月のことでした。

ハワイ出身で2008年にカピオラニ・コミュニティーカレッジのカリナリー・アートを卒業。その後は、パドバニやドナトといった有名シェフの下で修行をつみ、ワイキキのイル・ルピーノ・トラットリア&ワインバーやカハラ・リゾートでも手腕を発揮しました。

ルーツであるアジアの伝統をイタリア料理に取り入れたシェフ・ローレンスの調理スタイルは、ハワイの人だけでなく、世界中から集まる旅行者にも人気です。

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▲左:エリン・イサ(ニーマン・マーカス・アラモアナ店総支配人) 右:シェフ・ローレンス・ナカモト 

人気の料理

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▲全米のマリポサのランチに出てくるポップオーバー。一緒に出てくるバターは、イチゴなどのフルーツ入りで少し甘めですが、ポップオーバーとよく合います。もうひとつのマリポサ名物、エスプレッソのカップに入って出てくるコンソメもあったのですが、写真を撮り忘れました。

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▲ハワイ近海産のアヒ(マグロ)をふんだんに使ったポケ。添えられたワサビマヨネーズと蒲焼きソースをつけて食べると、違った味のポケを楽しむことができます。

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▲キングクラブのサラダ。蟹もこうやって身がむいてあると、ビジネスランチでも心置きなく注文できます。オアフ島のオーガニック農園のマリズのバターレタス、ハワイ島産のハート・オブ・パームそしてオアフ島のホー農園のトマトを使用しています。ドレッシングは、しょうが味噌とタヒニ(中近東の練りごま)味です。

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▲ロブスター・クラブサンドイッチには、ロブスターがたっぷり。そしてベーコンとアボカドそしてローストしたパプリカがロブスターの味を引き立てています。フレンチフライもついているので、かなり満腹度高めの一品です。

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▲香り高いキアヴェの炭を使って焼いたポークチョップには、自家製のマウイオニオンのマーマレードが添えられています。添えられたリゾットにはハワイ島産のハマクア・マッシュルーム入り。

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▲ケイジャン料理風のブラックンド・アヒです。スパイスには七味を使い、日本の「たたき」のようにアヒの外側だけに火を通しています。添えられているのは八丁味噌。東洋と西洋がマリアージュした料理です。

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▲マカダミアナッツをたっぷり使った濃厚なお味のパイです。

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▲特製カクテルも各種あるので、海を眺めながらゆったりとカクテルを楽しむことができます。ランチでアルコールが飲めないときは「バージンで(Virgin, please.)」とお願いすると、アルコール抜きで作ってもらえます。

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▲サーバーの新しい制服は、アロハシャツの老舗「トリ・リチャード」によるものです。

ハワイでは食事ももゆっくりと

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こんな景色を眼下に望みながらランチを楽しんだり、太陽が水平線に沈むのを眺めながらカクテルに舌鼓をうつことができるのはマリポサだけです。カジュアルなオープンエアーのレストランなので、家族連れやグループも安心です。

次回ハワイ渡航の際には、ビジネスランチをするローカルの人に混じってのランチ、サンセットを楽しみながらの早めのディナーをゆっくりと楽しんでみてください。

■マリポサ(Mariposa)

・場所: アラモアナ・センター内ニーマン・マーカス3階

・住所: 1450 Ala Moana Blvd., Honolulu, Hawaii 96814

・電話: (808) 951-3420

・営業時間: 11:30~18:00(2021年7月現在)

・定休日: 水曜日(2021年7月現在)

・URL: こちら(英語)

・インスタグラム: @MariposaHawaii(英語)

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筆者

ハワイ特派員

小嵜 有美

昭和、平成、令和にわたってホノルル暮らし。現在はフリーで編集者/ライターそしてハワイ企業の広報担当として活動中。ハワイの食ならお任せください!

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