ハワイスピリットあふれる祭典レイデー

公開日 : 2019年10月23日
最終更新 :
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毎年5月1日はメーデー(労働者の日)。メーデーの発祥国アメリカ。ハワイではこの日をレイデーと呼びます。ハワイではレイの花には大切という意味が込められていて、お祝いの時に送ったりされています。ハワイらしく言葉を少し変えて文化に繋げています。

いたる所でレイの祭典が行われ、今年で80回を迎え、ホノルルでは最大級のレイデーフェスティバルが開催されました。レイコンテスト、コンサート、フードコートなど盛りだくさんのイベントに多くの方が参加しました。

レイの種類

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新鮮な花、例えばプルメリア、蘭、レフアなどから作られます。そして、生の素材だけでなく、紙やリボン、毛糸などでも作られ、バラエティーに富んでいます。貝殻を繋ぎ合わせてできたシェルレイ、これは旅行者の方もマーケットとかで見たことがあると思います。伝統的なものでしたら、鳥の羽を使用したフェザーレイがあります。生のレイはスーパーマーケットで買え、$6から$20ぐらいの価格で購入できます。冷蔵庫できちんと保管しておけば一週間ぐらいはそのままの状態を保つことができます。

各島のレイ

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ハワイ諸島の各島にそれぞれのレイがあるのをご存知ですか?私は娘の学校でレイデーの式典が行われた時に初めて知りました。

- オアフ島( イリマ) 黄色

- マウイ島(ロケラニ・アカラ)ピンク

- カウアイ島(モキハナ)パープル

- ハワイ島(レフア)赤

- モロカイ島(ククイ)銀/緑

- ラナイ島(カウナオア)オレンジ

- ニイハウ島(ププ)白い貝

- カホオラウエ島(ハンチング)銀/灰色

それぞれ違った種類のレイで各島が一つに繋がっているという事を実感しました。素敵な文化です。

新鮮なレイはチャイナタウンで安く購入することができ、レイデー前にはレイを購入する人でにぎわっています。

学校行事レイデー

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5月3日に娘の学校でレイデーの式典が行われました。各学年毎に各島の色で揃えた衣装を着た選ばれた生徒が登場します。その後、プリンスとプリンセスの入場となり、鮮やかに彩られた式典が始まります。フラのショーが始まり、ハワイらしい雰囲気が漂います。プリンスとプリンセスは卒業生の中から選ばれます。ラッキーな事に娘はプリンセスに選ばれ、貴重なハワイの文化を体験しました。現地の方に衣装や振る舞いを教えて頂き、本場では見事に役を果たしました。

さいごに

香り高いレイの花に囲まれてスペシャルな一日となりました。ハワイの文化に触れた貴重な日となり、この鮮やかで神秘的な行事をより多くの日本の方に知っていただければ幸いです。

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