一日のスタートはお腹にやさしい朝粥
香港の街中、特に下町にはローカルなお粥や麺屋さんがたくさんあります。
日本だとお粥というとお腹を壊した時や体調の悪い時、
という病人食のイメージがありますが
香港では朝ごはんや軽食として普通に食べます。
しかもお米の形はほとんどなくなっていて、
どちらかというと濃厚な米スープに近い状態。
近代的な高層オフィスビルが並ぶ中環にも
庶民的なローカルのお粥さんがあります。
まさに香港の古いものと新しいもの、
東洋と西洋が共存するひとつのいい例ですね。
朝8時頃行くと、出勤前のスーツを着たビジネスマンや
オフィスに着いて食べるテイクアウトをしている女性の姿もちらほら。
時間を気にしなくてもいいような常連の老夫婦や
ガイドブックを持った観光客などで混みこみ。
メニューはテーブルにくっついています。
お好みで胡椒やチリを入れていただけます。
漢字でなんとなくわかるものの、
英語のメニュー、、、と聞いたら出してきてくれます。
待ち時間の10分はこの庶民的な店内でピープルウォッチング。
こちらは牛肉粥でHK$35(約500円)。
全部食べるとかなり満腹。
香港の人はこのお粥に揚げパンをつけて食べます。
粥だけでなく麺メニューの種類もたくさん。
香港での滞在中、
一度は朝粥を食べて庶民的B級グルメを試してみてください。
やみつきになりますよ。
<DATA>
羅富記粥麺專家 Law Fu Kee Noodle Shop
住所:G/F, 142 Queen's Road C, Central 皇后大道中144號金利商業大廈地下
営業時間:07:00~23:30
休業日:年中無休
アクセス:MTR中環B出口から上環に向かって徒歩12分
筆者
香港特派員
りんみゆき
香港在住26年のライター/通訳です。
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