東京で「香港ミニチュア展」が始まりました

公開日 : 2022年07月29日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

先日、東京で香港ミニチュア展が開催されますという記事をアップしましたが、そのメディアプレビューに行ってきました。東京で開催される香港のミニチュア展は2017年以来で、香港では7月16日に終えたばかりなので、今回のミニチュア展でいえば日本が海外初となります。

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前回の記事で紹介した作品はすべて来日しますが、今回の最大の見どころは「 中国冰室(China Café)」かもしれません。というのは、この作品は閉店が噂されている、油麻地(Yau Ma Tei)にある歴史ある茶餐庁「美都餐室(Mido Cafe)」をモチーフにしているからです。こちらは内部まで精密に再現されているので、じっくり見て見てください。

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美都餐室を再現している中国冰室(上)。内部を精密さはすごいものがあります(下)

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もうひとつは「観塘裕民防(Yue Man Square)」です。こちらもすでに建物は解体されて現存していないほか、一部はショッピングモール兼マンションに生まれ変わっているからです。この作品はARを組み合わせていて、自分の顔写真をタブレット上で映画館の看板にスター俳優のように反映されます。

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上から順に、裕民坊のミニチュア、解体される前、現在は解体されています

香港でのイベントでは作品数が100以上あるうえ、会場は「香港街市(Central Market)」だったので狭く、すれ違うだけでも大変なほど3密状態状態でした。しかも入場には「安心出行(LeaveHomeSafe)」の提示が必要でした。しかし、東京の会場は、作品数自体は残念ながら香港より少ない40ですが(ロジスティクスのことを考えるとそれは仕方ないでしょう)、会場自体が広々としているので、作品と作品の間隔が広く、ゆったりとみることができます。また、今回は「今昔 Old and New」、「伝統 Tradition」、「美食 Delicious」、「節慶 Festivals」の4つのテーマに分かれているので、香港と比べてもわかりやすい並びになっています。

また、7月30、31日、8月6、7日にはミニチュア作家による実演会の開催が14時と16時からそれぞれ1時間ずつ予定されています。プロのテクニックを目の前で見ることができます。

■「香港ミニチュア展」in 東京2022

・所在地:KITTEアトリウム 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号

・開催日時:2022年7月28日(木)~8月7日(日)

・入場料:無料

・営業時間:11時~21時

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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