渡航解禁された後、香港観光はワクチン接種が必須になる可能性も
ワクチン接種レベルを段階的に分けていて、
第1弾、2月24日からは12~17才は1回接種、18才以上は1回接種
第2弾、4月末からは12~17才は1回接種、18才以上は2回接種
第3弾、6月末からは12~17才で1回目の接種から6ヵ月以上経過した人は2回接種、18才以上で2回目の接種から9ヵ月以上を経過した人は3回接種
これを満たさないと多くの施設に入れなくなります。
入場の際は、新型コロナウイルスの感染者と接触した可能性を通知するスマートフォン向けのアプリ「安心出行(LeaveHomeSafe)」を使い、そこにワクチン接種の履歴を連動させます。各施設の入口にQRコードが掲げられているので、アプリを立ち上げてスキャンすると施設に入れるか入れないかの認証が行われるというものです。
海外のワクチン接種記録も安心出行に登録可能で、日本で接種されているファイザーとモデルナのワクチンも大丈夫です。香港内の郵便局で登録することができます。今後新型コロナウイルスが落ちついて観光客が再び香港に行けるようになったとします。もし香港政府がワクチンパス政策を継続した場合は、郵便局にで手続きを済ませてからでないと事実上観光できないことになり、現実的ではありません。観光客には手間がかからないように、ウェブサイトから事前に手続きできるようにするのか、そもそもワクチンパス政策を撤回するのか...それはウィズコロナ政策に転換することになりますが、今後の香港政府の動向が注目されます。
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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