ワクチン接種完了を条件に香港への渡航が解禁となりました

公開日 : 2021年08月12日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港に居留資格を持っている人以外の香港への渡航ですが2020年3月25日より事実上禁止となっていましたが、ワクチン接種完了を条件に2021年8月9日より約1年半ぶりに解禁されました。

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香港政府は国や地域の感染レベルを3段階に分け日本は真ん中のグループBに属します。ワクチン接種完了についてですが、香港政府が認めているワクチンは日本政府が採用しているファイザー、モデルナ、アストラゼネカ各社のワクチンはすべて入境を認めています。

接種完了の証明書と渡航72時間前PCR検査の陰性証明、そして14日間の政府指定ホテルでの予約確認書が飛行機に乗るときや入境手続きをするときに必要となります。そして、さらなる朗報ですが8月18日からは抗体検査が陽性であれば7日間の強制隔離に短縮されます。それにはまず香港政府が指定した検査機関にインターネットで登録し、検査のための支払いをします。香港国際空港到着後、PCR検査を行い、その後に抗体検査のための採血が行われます。

抗体を保有しているかどうかは2日以内に判明するそうなので、隔離2日目あたりに結果がわかります。ホテルと本人に通知されます。基本は14日間の予約なので残り1週間分の払い戻しはホテルとの直接のやり取りでどうするのか決めます。1週間の強制隔離が終了したあとは、晴れて自由に香港観光を楽しめます。ただ、隔離終了後、9、12、16、19日目に香港内各所に設置されているところでPCR検査をする必要があります。これは簡単なのですぐ終わるでしょう。

日本に戻るとまた14日間の隔離措置を取らなければいけませんが、香港の鎖国が解除されたことは前向きに捉えたいと思います。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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