香港観光への道が開かれそうです

公開日 : 2021年06月29日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港政府は、このほどワクチン接種が完了し、抗体検査で陽性であれば、非香港居民でも1週間の隔離をすれば入境を認める方針を打ち出しました。香港政府は2020年3月10日から北海道から入境する人に14日感の強制隔離を義務づけ、3月19日より中国本土、マカオ、台湾を除く国・地域の人に同じく14日の強制隔離を実施。さらに3月25日からは同じく中国本土、マカオ、台湾以外の国・地域からは入境は全面禁止と事実上の鎖国に踏み切りました。それ以来約1年4ヵ月ぶりに条件つきではありますが渡航解禁となりそうです。

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ガラガラの成田国際空港

条件があります。日本は防疫対象国・地域のグループ分けでB組に属していますが、まずワクチンの接種が完了し14日が経過していることです。次は香港国際空港でのPCR検査が陰性であること。最後は抗体検査での陽性証明の3つです。もしワクチン接種が完了していなれば21日間の強制隔離で、接種完了していても抗体検査で陰性であれば14日間の強制隔離となります。

依然として最短でも1週間隔離をしないといけませんし、日本に帰国すると14日の隔離がありますが、そもそも入境が認められることになるので、観光解禁の第1歩と言えると思います。なお、抗体検査のフォーマットなどの詳細は7月に発表される予定です。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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