2021年3月31日まで事実上、香港観光は不可能に?

公開日 : 2020年12月12日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港政府は2020年12月8日、新型コロナウイルス対策を発表しました。いろいろな方策が打たれているのですが、その中でも外国から戻ってきた香港居民は14日間の強制検疫を受けなければならない条例があるのですが、期限が2020年12月31日から2021年3月31日まで延長されることになりました。香港居民、マカオ、台湾、中国本土以外の外国人は香港に入ることができないのですが、香港に入る資格がある人ですら外国から香港に戻ったときに強制検疫を受けなければいけません。それが来年3月31日まで伸びたということですから、それ以外の人が香港に入境するのが可能になるのは、2021年4月以降になりました。

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入境制限の影響で、男人街こと廟街(Temple Street)は客も店もまばらです

香港でも第4波が襲来し、世界でも感染拡大が収まる傾向を示していないので、仕方ないのかもしれません......。感染が落ち着いたときに日本政府と香港政府のトラベルバブルが結ばれることを祈りたいところです。

いま、香港に来ても、レストランは18時~翌朝4時59分まで店内での飲食は禁止させているので(テイクアウトはOK)、香港観光の魅力のひとつである「食」を堪能できない状況ですし、バー・パブ、エステ、アミューズメント施設(香港ディズニーランドなどを含む)は一時閉鎖となっているので、香港観光を堪能できないのも事実ではあります。

まずは、香港の新規感染者数は多くて100人台で、同じ人口規模を持つ愛知県よりも基本的に低いレベルに抑えていますが、日本も香港もいまの波を早く抑えることに注力すれば、往来する日々が近づいてくると思います。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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