レストランの営業は21時まで緩和されました

公開日 : 2020年08月29日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港政府は2020年7月から第3波が襲来したことを受けて厳しい措置を取ってきました。そのなかで7月13日には、18時から翌朝4時59分までレストラン内での飲食禁止という方策を7月15日から21日まで行うというのを開始しました。それ以来、毎週月曜日に記者会見を行い、水曜日から翌週の火曜日までの1週間ずつ方策を延長していくのを繰り返して来ました。(写真提供・香港政府新聞処)

P2020072700561_photo_1178754.jpg

8月25日月曜日にも新しい方策を発表しなければなりませんが、このところ新規感染者が2桁に収まっていて、厳しい措置の効果が出ていることもありこれまでの政策を26日、27日の2日間延長し、拡大傾向がなければ28日から営業時間を21時まで緩和することになりました。つまり、21時から翌朝4時59分まではレストラン内での飲食禁止ということになります。テイクアウトはOK、テーブルの距離は1.5m離すこと、検温、消毒、食事以外のときのマスク着用、テーブル1卓あたりは2名、収容できる客数は総座席数の60%から50%という方針は変わっていません。

一時閉鎖となっていた映画館と美容院、一部の体育施設については営業再開を認めることになりました。映画館については、総座席数の50%を超えるチケットは販売は不可で、隣同士のシートで一緒に見られるのは最大2名まで。映画館内での飲食は禁止、上映後は消毒作業を行うというものです。

美容院についてですが、職員はマスクとフェイスマスクを着用、客対応が終わるたびに消毒作業を行う、予約した人のみにサービスを提供する。仕切られたサービスエリアには最大で2名までしか入れないことなっています。

スポーツですが、運動競技場のレーストラック、テニスコートとその練習場、ゴルフ場とその練習場、草地のペタンクのコート、射撃場、自転車公園、馬術学校、飛行機のラジコン場も再開となりました。一方、ゲームセンター、サウナ、フィットネスセンター、エステ、バー、パブ、ナイトクラブ、カラオケ、マージャン、スイミングプールは依然として一時閉鎖のままです。

公共の屋外および室内空間、公共交通機関乗車時などはマスクは着用しなければなりませんが、屋外では運動時とカントリーパークではマスクを着用しなくともよいということになりました。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。