7月に入り感染拡大基調になり再び規制が厳しくなりました

公開日 : 2020年07月18日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港の新型コロナウイルスの感染は偶然にも日本と同じ......特に東京と同じように7月に入ってから感染拡大が再び始まりました。そこで2020年7月15日から21日までの1週間、下記のような措置が取られています。

まず、公衆の場では最大4人までしか集まれません。これまでは50人まででしたが、再び以前のように戻ることになりました。飲食ではテーブルの距離は1.5m離すこと、検温や消毒、マスク着用はこれまでと同じですが、1テーブルで一緒に座れる人数は8人から4人になりました。また、店内に入れる客は総座席数の50%までとなっています。また、18時から朝4時59分までは客の店内での飲食が禁止となりました。よって店側は昼の営業のみとなり、ランチタイムを18時まで行うような対策をしています。なお、18時以降のテイクアウトは認められました。

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新政策直前の夜の繁華街の様子。人出は少なかったのですが、飲食業界はさらに厳しい状況になりました

バーやパブ、カラオケ、足マッサージなどは一時閉鎖となります。公共施設でも博物館、体育館、コンサートホール、スイミングプールなども閉鎖されます。ほかにも公共交通機関(地下鉄、タクシー、バス、トラム、軽鉄道など)に乗車する場合、マスクの着用が義務づけられるほか、運転手は乗車拒否をする権利を有します。こちらは7月15日から28日までで、違反した場合は5000香港ドルの罰金が科せられます。

日本は感染拡大のなか、東京発着を除きGO TO トラベルを推進しているので、ある意味、対照的な形となりました。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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