日本でも県外移動が解禁されましたが、香港観光もまず香港内で回す取り組み開始
日本も緊急事態宣言が終わり、県外移動もできるようになりました。ただ、外国からの入国を事実上禁止しているので、国内旅行に活路を見出すしかありません。それは香港も同じです。香港政府観光局(HKTB)は香港市民を対象にしたプロモーション活動を始めました。取り組みのいくつかを紹介します。(写真提供:香港政府観光局)
湾仔のグランドハイアットでは2680香港ドルで24時間、ホテルライフを楽しんでもらうパッケージを用意しています。K11 ARTUSやマルコポーロでも似たようなパッケージを販売しています。
グランドハイアットのプール
オーシャンパーク、ピークトラムは特別割引を実施するほか、家全七福酒家、南丫天虹海鮮酒家、粵という中華レストランと、Mango Tree(エレメンツ店)、Spasso Italian Bar Restaurant Terraceでは店が指定した料理を半額で食べることができます。また、永發茶餐廳は夜になると展示場やライブバンドの演奏行う会場に変身します。Fashion Walk、Lee Tung Avenue、Peak Galleria、Langham Place、Harbour City、iSQUARE、Times Square、Olympian Cityなどのショッピングモールではクーポン券を使ったプロモーションを行います。
馬鞍山でのジップライン
屋外活動では、東龍洲や馬鞍山郊野公園でジップラインやクライミング、トレッキングなどをするアクティビティ、29の小さな島からなる果洲群島の探訪といったものが企画されています。
こういったことは、渡航が解禁されたときにつながっていく取り組みになればいいなと思っています。
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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