新型肺炎の影響で閉鎖するお店も出てきました

公開日 : 2020年04月12日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

新型コロナウイルスの影響が拡大しています。香港は日本と同じように外出禁止令は出ていませんが、香港市民もやはり外出は自粛してしまいます。その結果、閉店する店や一時休業する店がいろいろ出てきました。

ファッションブランドでは、海港城(Harbour City)にあるヴァレンティノ旗艦店が閉鎖しました。また、大手書店「大衆書局」は香港内にある全16店の閉鎖を決定しています。「CAMMAKE」の旺角(Mong Kok)店は4月12日に営業を終えることとなったほか、ホームセンターの「實惠(Pricerite)」は4店も閉店させました。ホテルでは 尖沙咀(Tsim Sha Tsui)にある「インターコンチネンタルホテル」は4月20日で営業停止、2022年に「リージェント」として生まれ変わることも決まっています。

レストランでは、蛇のスープで知られる銅鑼湾(Causeway Bay)の「蛇王二」は4月いっぱいで閉店となります。黄竹坑(Wong Chuk Hang)にある水上レストラン「珍寶王國(Jumbo Kingdom)」は3月3日以降、一時休業となっていますが、状況的に再開のめどは立っていません。有名茶餐庁の「翠華餐廳(Tsui Wah Restaurant)」は中環(Central)の支店を閉じ、イギリスの有名シェフ、ジェイミー・オリバーさんが運営していたイタリアン「Jamie Oliver」も閉店しています。また、1928年創業の中環にある西洋レストランの「Jimmy's Kitchen」も4月13日の閉鎖が決まりました。アラン・デュカスが経営している「Rech」も店を閉じましたし、店内にアートのコレクションが置かれていた上環(Sheung Wan)のフランス料理店「Bibo」も閉店しました。

DSCF3686.JPG

閉店した翠華餐廳

香港を含め世界的に新型肺炎は収まる気配を見せません。今後もさらにこういった状況が続くと予想されています。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。