新型肺炎を受けての香港政府の飲食業への政策
「食の都」である香港政府は2020年3月29日から、飲食業への新しい政策を発表しました。レストラン、バー、カフェですが、
(1)席の使用は総座席数の50%までとする
(2)テーブルの間は最低1.5mを空ける必要がある
(3)1テーブル当たり最大4人までとする
(4)客は食事中以外はマスクの着用を義務づける
(5)店は客の体温検査を行わなければならない
(6)店は客に消毒液を提供する必要がある
この6項目がレストランを営業するための最低条件となりました。
さらに4月1日からはレストランなどでのアルコールの販売が禁止となったほか、バーとパブについては閉鎖となります。レストランについては、アルコールの販売がメインと判断された場合、営業停止となりますが、その可否は政府担当部局が判断することになっています。
これらふたつの措置は4月23日まで行われます。
この措置を受けて香港最大の歓楽街である蘭桂坊(Lan Kwai Fong)はひっそりとしています。上記の写真は撮影した時間帯が少々違いますが、繁華街でこの人通りの差は分かりやすいかと思います。
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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