北海道から香港に入る場合は14日間の隔離

公開日 : 2020年03月14日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港政府は2020年3月10日、香港市民を含めて過去14日間に北海道から香港に入る場合は14日間の指定施設での強制隔離の対象とすることを明らかにしました。3月14日から適用されます。

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日本政府は3月9日より香港・マカオを含む中国から日本に入国する場合は14日間の待機や公共交通機関を使わないことなどを要請していました。一方、香港政府は北海道やイタリア全土などの感染拡大が止まらないことを受けて、旅行日程を調整し、不要不急の渡航を避けるとする「赤色外遊警示(Red Outbound Travel Alert)」を発出しました。それにより、3月14日から北海道から香港に入境する場合は、このように制限を加えたというものです。イタリアのように日本が全国に適用されていないのは幸いですが、今後の日本の状況を考えますといつ日本全国に適用されるのか予断を許しません。

理論上ですが、北海道の方が香港に行った時にはまず14日間の隔離措置を受けなければなりません。3日間の旅行日程としてこの時点で17日となります。日本に帰国した時に日本政府から14日間の待機を要請されているのでこれで合計31日間=丸1ヵ月間肺炎対策とお付き合いすることになります。やむを得ず香港に行く場合はその辺を計算してください。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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