2月14日のバレンタインデーにMTRの新路線、屯馬線が開通

公開日 : 2020年01月19日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

建設が進められている香港鉄路(MTR)による新路線の「屯馬線(Tuen Ma Line)」ですが、2020年2月14日のバレンタインデーに一部が先行開通することが決まりました。屯馬線とは、沙中線(Shatin to Central Link)の中のひとである大圍(Tai Wai)と紅磡(Hung Hom)を結ぶ東西走廊(East-West Corridor)の一部です。紅磡で西鉄線(West Rail)と接続し、最終的には総延長57kmの屯馬線として営業を行います。

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今回は大圍から啓徳(Kai Tak)までの3駅が開業となります。料金は9.3香港ドルに設定されています。つまり、烏溪沙(Wu Kai Sha)から大圍だった路線が啟德まで延伸したと思えば良いでしょう。8両編成で、最混雑時間は3分半に1本の割合で、ドアの幅とほぼ同じの長さのディスプレーなどを搭載し、乗客に適切な情報を流します。車輌と車輌をつなぐ出入口の上部にもディスプレーがつきます。今回の開通は一部ですが、残りの宋皇臺(Sung Wong Toi)、土瓜湾(To Kwa Wan)、何文田(Ho Man Tin)、紅磡が完成するとかなり交通の便が良くなることは間違いありません。この区間は2021年末に開通する予定です。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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