香港の5月はフランス料理と文化を楽しめる

公開日 : 2019年05月10日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

タイトルに「フランス? 香港なのに?」と思うかもしれませんが、現在、「法国五月藝術 / Le French May)」と題したフランスを紹介するイベントがおこなわれています。これは香港で4半世紀以上も行われているイベントです。(写真提供:Dynamic Network Alliances)

French band performing at Make Music Hong Kong.jpg

このイベントは、フランスの音楽、芸術、ライフスタイル、映画、料理などいろいろな面のフランス文化を知ってもらおうとうものです。以前は5月の1カ月間ずっとやっていましたが、いまでは6月30日まで行われる大きなイベントです。その中で観光客として一番魅力的なのは「frenchgourmay」というイベントだと思います。名前の通りフレンチとグルメ、英語で5月を表すメイをかけたもので、香港にある100をレストランが参加しています。グルメですから、フランスのレストランだけではなく、中華、ポルトガル料理などもあります。また、東京の広尾にあるミシュランの1つ星を取った事もある日本人経営のフランス料理店「ア・ニュ・ルトゥルヴェ・ヴー」が香港に支店を構えているのですが、そう言った店も参加しています。

フランスと言えば芸術ですが、6月5~28日までは家具を中心にしたデザインのイベントがThe Annex, Nan Fung Placeというところで開催されます。機能性のみならず芸術性を追求するフランスのテイストがよくわかる展示会です。香港の有名デザイナーの陳幼堅(Alan Chan)によるレクチャーも6月8日に開かれます。

IMGL0011_Courtesy of World Design Summit Organization.jpg

「来自真実故事(From a True Story)」というダンスの舞台もあります。2013年から始まり世界中で公演されているものです。簡単に言えば、音楽に合わせて独創的な踊りを見せてくれると言うもの。フランスのダンス、ダンサーを見る機会は日本にいてもそれほど多くないので興味がある人はみるといいでしょう。

d

荔枝角(Lai Chi Kok)にある「D2 Place」では6月1日・8日・15日・22日の各土曜日に「Le French May Saturday Live @ D2 Place」と題して音楽、料理などをカジュアルな形で体験できるイベントも行われます。

JYQT4175.JPG

香港だから中華文化を楽しむ...それはそれでもちろんOKですが、国際性、多様性があるのも香港の魅力の1つですので、大いに楽しんでみてください。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。