もしオクトパスの第一世代を持っていたら、交換してください

公開日 : 2017年11月13日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港で最も普及している電子マネーは八達通(Octopus)と言います。日本で言えばSuica、ICOCAみたいなものです。地下鉄のタッチ式ゲートは日本より早く導入されています。1997年から発行され、累計数では香港の人口の4倍以上の延べ3100万枚にも上ります。地下鉄、バス、トラムなどで利用できるほか、9000の企業がオクトパスに参加して、2万店で利用できる非常に利便性の高い電子マネーです。

オクトパスの発行会社は10月18日から第1世代のオクトパスの交換を呼びかけています。交換場所は、地下鉄MTRの各駅にある客務中心(Customer Service)や指定された50のKioskで、無料で行ってくれます。

第1世代は1997年から2003年に発行されたもので、も新しいデザインになっています。世代の見分けかたですが、対象となる番号は「0000001」から「00050000までの番号を所有している人で、カードの角に8ケタの番号があり、その横にカッコと数字がなければ第一世代となります。上記の番号の失効は2018年の1月20日で、このあと対象を広げて2018年4月まで順次交換していきたいそうです。

IMG_20171104_0001-1.jpg

筆者のオクトパス。右下のグレーの塗りつぶしのところに番号があります。8ケタのみの番号でカッコがなければ、第一世代のオクトパスになります

現在、第1世代はまだ120万枚がまだ流通しています。もし、あなたの持っているオクトパスが第1世代で、失効期間までに香港に来る人は必ず交換してください。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。