香港ミニチュア展が9月29日からKITTEで開催
2017年は香港の中国返還20周年ということで、記念イベントが香港のみならず日本でも開催されています。2017年9月29日から10月9日まで東京丸の内にある「KITTE」で「香港ミニチュア展」が開催されます。
「香港のミニチュア?」ってあまりにテーマが大きすぎて何をミニチュアにするのか「???」とクエスチョンマークが並んでしまいますが、その対象となるのは、香港の街並みや風物詩となるもので、現物の12分の1のサイズで再現されています。香港の床屋、ブックスタンド、唐楼(香港ではあちらこちらにある建築様式)、質屋、トラム、バス、料理など、古い建物を中心にあらゆるものを再現しています。筆者が前回紹介した大坑ファイヤー・ドラゴンダンス」の様子を再現したミニチュアなどもあります。
このミニチュア展は2014年10月に池袋で開催されて以来3年ぶりです。今回はミニチュア作家の第一人者、黎熾明(Tony Lai)など17人にミニチュア作家の作品が日本未発表14点を含む48点が展示されますが、どんな作品が展示されるのかは、ぜひ会場に足を運んでみて確認して下さい。
筆者は、香港での展示会に行ったことがあるのですが、その精巧な作りに舌を巻きました。ミニチュアのブラウン管テレビはちゃんと映像が映るようになっていますし、香港といえば道路の上に張り出された看板などが有名ですが、これもちゃんと光ります。当時一緒に行った香港の友人も「これは凄い」とビックリしていました。
また、9月29日(11時~)、9月30、10月1日、7~9日(14時~、16時~)にはミニチュアの製作実演会が約1時間に渡って行われますので、これも注目です。プラモデルのジオラマを作る人にも参考になることでしょう。ち密な製作工程を見る価値はあると思います。
★香港ミニチュア展
場所:KITTE 1階アトリウム
住所:東京都千代田区丸の内7-2
アクセス:地下鉄丸ノ内線直結
電話:03-3451-5515
営業時間: 11:00~21:00
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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