香港にある日本人職人の高級すし店

公開日 : 2017年04月07日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

銀座に1879年創業の「吉野鮨本店」がありますが、同店にいた第4世代のすし職人がが香港で「海」という店を切り盛りしています。すし職人の名前は君島友紀雄さんで香港在住20年弱と香港の飲食業界を知り尽くした方です。この店は食材は日本全国各地から取り寄せて、できるだけ新鮮な物を提供する江戸前寿司です。

場所は上環(Sheung Wan)にある荷李活道(Hollywood Road)という骨董品が多く集まる通りの一角にあります。店のカウンターは7メートルのヒノキを使っている落ち着いた店内です。握りは皿ではなくヒノキの上に直接置いてくれます。もちろんアシスタントの方がすしがおいたヒノキの部分をしっかりと拭いてくれるので衛生的には安心です。

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君島さんは、すし職人気質を感じさせる一方で、気さくに会話に応じてくれます。また、隣で君島さんをサポートしてくれる香港人すし職人にもしっかり指導をしながらやっているので、次世代の人材も育てています。メニューはお任せメニュー(1588ドル)のみです。小鉢、焼き物、すし、ご飯、デザートなど王道をいくスタイルで料理が運ばれてきます。筆者の時は、ご飯の上のトリュフのスライスが載せられたもの、ホタテのグリルを海苔を巻いて食べるものなどが出て来ました。すしですが、シャリも通常のもの、赤酢をつかったもの、ネタもそのまま新鮮ものをだすものもあれば、づけのようにあらかじめ味付けしてあるものなどがいろいろ出てくるので、高級すし店ならではのすしの味わい方を存分に楽しめます。なお、高級すし店には多いですが、職人さんがネタに合わせた味付けをしているので、UMIでも自らしょう油をつけて食べる事はほとんどありません。

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旅行中、日本食が恋しくなったり、世界のすしに関心があったりする方は、訪れてみてはいかがでしょうか?

★海

住所:Shop 3, G/F, 159-163 Hollywood Road, Sheung Wan, Hong Kong

アクセス:地下鉄上環(Sheung Wan)駅A2出口から徒歩10 分

電話:+852 2956 3177

営業時間:1回目=18:30、2回目=20:30

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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