香港でカーニバルと言えば旧正月
今月のお題はカーニバルまたはお祭りなのですが、香港的にはなんともピッタリのタイミングでこのお題が来ました。香港で一番のお祭りといえば旧正月なのです。2016年の旧正月3が日は2月8日から10日なのです。
旧正月初日の8日20:00からは、21回目を迎える「旧正月インターナショナル・ナイト・パレード」が尖沙咀（Tsim Sha Tsui）で開催されます。昨年は15万人が観覧したこのイベント。今年は、日本、ドイツ、アイルランド、韓国、フィリピン、ロシア、イギリス、アメリカ、香港、オランダの10カ国・地域から参加。ダンス、山車など様々なパフォーマンスが繰り広げられます。今年の日本からの参加者は、札幌のYOSAKOIソーランチーム「新琴似天舞龍神」とハローキティ、マイメロディなどサンリオのキャラクターが集まった「サンリオ・ファミリー」が登場します。
翌9日は20:00からはビクトリアハーバーで花火大会が行われます。大晦日のカウントダウンでも花火大会がありましたが、この日も行われます。音楽と合わさった花火大会をぜひ。銅鑼湾（Causeway Bay）にあるビクトリアパークでは花市が開催されます。金柑と胡蝶蘭を中心にたくさんの花が売られています。それだけではなく、現地ではぬいぐるみや食べ物など日本のお祭りではないですが、いろいろたお店が出店します。
お参りに行くのなら黄大仙（Wong Tai Sin）と大圍（Tai Wai）にある車公廟。日本ではお賽銭ですが、香港では線香を買って祈ってください。
粉嶺（Fanling）という地区の郊外には許願樹（Lam Tsuen wishing trees）という木があります。ここでは、お願いごとを紙に書いてそれをプラスチック製のみかんにつけてそれが木に向かって投げます。うまく引っかかれば願いが叶うというものです。
実質、旧正月のイベント内容になってしまいましたが、香港最大のお祭りは旧正月ですので、ローカル文化を味わいたい人は旧正月に香港に来てみてはいかがでしょうか？
（2月お題"カーニバル（お祭り）"）
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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