香港の花、バウヒニア

公開日 : 2014年06月29日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港は亜熱帯に属するので原生している植物は日本とは大きく違います。香港の花は「バウヒニア」です。実際、1880年に香港で発見された植物で1965年に公式に香港の花となりました。もちろん、花屋で購入することができますが、湾仔(Wanchai)にある金紫荊廣場(Golden Bauhinia Square)という場所が香港の観光スポットの1つとなっています。ここには大きな金色のバウヒニアの像があるからです。中国人が多いですが、シンフォニー・オブ・ライツの鑑賞場所の穴場でもあります。

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香港は、花を贈る習慣といいますか、機会が日本より多いかもしれません。バレンタインデーは日本とは違い男性が女性に花束を贈りますし、日本のお盆にあたる清明節、母の日、彼女の誕生日、クリスマスなどいろいろとあります。MRT太子駅(Prince Edward)から徒歩10分弱のところには花墟道(Flower Market Road)という花屋がずらりと並んだ道があるほどです。長さ300メートルほどですがここにいけば、あじさい、ひまわり、ポインセチア、チューリップなどあらゆる種類の花が売られていますし、花をみて今は何の季節なのかがはっきりとわかります。美しい色とりどりの花がディスプレーされているので、歩くだけでも楽しくなるストリートです。

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香港の街の喧騒から一時避難したい方は、こういうところを訪れてみてはいかがでしょうか? 癒されること間違いなしです。

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6月お題"お花"

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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