新型コロナウイルスのアラスカにおける影響
アラスカ州の新型コロナウイルス感染者数は2020年4月12日の日曜日、午後の時点で272名が確認されています。
ここキーナイ半島の学校では、3月30日から5月1日までオンラインでの授業に切り替えられていました。
4月10日にはアラスカ州のすべての学校でのオンライン学習が年度末の5月20日まで延期されることが発表されました。
いまのところアメリカ国内の18州が、年度末まで学校を閉鎖予定です。その数は日に日に増しています。
そ・し・て、
ホーマーのもうひとつの大きな催し物の、
4月末に延期になっていたホーマーの冬季キングサーモン*トーナメントは、キャンセルになりました。
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アラスカのおもな産業は、石油と漁業と観光業です。
これから始まるサーモンのシーズンにかかわる漁業がおもであるアラスカ州内でも、シーズンが一番早く始まる、コルドヴァという小さな町に注目が集まっています。
年間の人口が2900人のコルドヴァという小さな町は、飛行機もしくは船でしか行けません。プリンスウィリアム湾に位置するコルドヴァの近辺にはサーモンが戻ってくる大きなコッパーリバー（Copper River）があります。
このコッパー川に戻って来るサーモンのシーズンは州内でも一番早い、5月の1週目もしくは2週目から始まります。
季節モノのアラスカのサーモン漁業に携わる数千人は、ワシントン州などほかの州から来ます。
現在、他州から入ってくるすべての人に、14日間の自己隔離が義務づけられています。
コルドヴァの病院にはICUのベッドがありません。
コルドヴァの住民はどのようにして、州外から来る季節労働者から新型コロナウイルス感染を防ぐのか懸念しております。
アラスカ中がコルドヴァがどのような対応をして、その後どうなるのかを見守っています。
日の出時間 6:52 AM、日の入り時間 9:18 PM、日照時間14時間以上、最高気温8℃のホーマーより。
筆者
ハワイ特派員
Aloha Yuko
ハワイ在住約20年。ハワイ島の魅力を紹介できたら嬉しいです。
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