「退散せよ!」と疱瘡の神を一喝した為朝さんにお参りしました~疫病退散「為朝神社」
こんにちは~北杜・山梨特派員の水月です。
コロナ終息がなかなか叶わぬ日々が続いていますが、こんなときこそ! と疫病退散の御利益があるという「為朝神社(ためともじんじゃ)」にお参りしてきました。源為朝が祀られている神社です。
写真は、為朝さんと呼ばれ親しまれている為朝像です。
「為朝神社」は、「武田八幡宮」の奥、敷地内に位置します。
歩いてすぐです。
古木が高く空に伸びる鎮守の森を歩きます。
熊出没注意の看板が、あちらこちらにありました。
すぐに拝殿に到着して、疫病退散を祈り手を合わせました。
為朝さん、よろしくお願いいたします。
元歴元年(1184年)に、源為朝の遠縁にあたる武田信義により桜の御所に建立され、天文10年(1541年)武田信玄公によって現在の場所に移されたそうです。
為朝さんの木像は、拝殿のなか、本殿の右に鎮座しています。
源為義の八男、為朝は2mを超える豪傑だったそうですが、慈愛の心に満ちた聡明な弓の名手だったとも伝えられています。優しい顔をされていますね。
保元の乱(1156年)で戦に敗れ、為朝さんは伊豆大島に流されました。そこで、島に流れ着いた流行病「疱瘡(ほうそう)の神」を怪しんで「退散せよ!」と一喝して追い払ったという言い伝えがあるのだとか。
それから長い年月に渡り、様々な疫病退散を願う人々が訪れているそうです。
御朱印は「武田八幡宮」社務所にて、書き置きのものをいただきました。500円です。
御利益がありそうですね。
どうか一日も早く、穏やかな日常が戻りますように。
■為朝神社
住所: 山梨県韮崎市神山町北宮地1185
電話: 080-1008-5538(武田八幡宮)
韮崎中央公民館YouTube: 疫病退散を願って!「為朝さん」
・武田八幡宮に参拝したときの記事はこちら
筆者
山梨特派員
水月
2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。