山梨の郷土料理初体験!ほうとうを打ってみました

公開日 : 2020年12月23日
最終更新 :
筆者 : 水月
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今年2020年も残りわずかとなりましたね。こんにちは。北杜・山梨特派員の水月です。

今回は、山梨の郷土料理ほうとうに挑戦しました。

ほうとうは、もちろん食べたことも作ったこともあるんですが、麺を打つのは初体験。意外と簡単だときいて、打ってみることにしました。材料は、小麦粉と半量の水だけ。200gに水100gで打ってみました。

以前、ほうとうを紹介した記事は、こちら。

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5分ほどこねると、しっとりとまとまりました。これを麺棒で厚さ5mmほどにのばしていきます。

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お、いい感じ。

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包丁で切っていきます。

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できた~ほうとうだ! 量ってみたら300gほどだったので、3~4人分でしょうか。

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具材をそろえて、あとは煮るだけ。なにを入れてもいいみたいですが、南瓜は必須だと地元の方は言います。味も味噌でも醤油でも家庭によっていろいろ。若い友人の家では、味噌や醤油、塩、キムチ味、など味や具材を変えて冬じゅう楽しむそうです。とりあえずスタンダードな味噌味にしました。

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できた~ほうとうだ(笑) 鰹出汁で野菜が煮えたら味噌をといて、ほうとうを投入しゆでること6~7分。隠し味にみりんを入れました。

おいしい。あったまる。でもなんか、違う。これはこれでおいしいけど、買ってきたほうとうは、もっとモチモチしてるんだけどなあ。

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地元の友人にきいてみると、「地粉(じこ)で打ったけ?」と教えてくれました。

ガーン。そういえば、山梨に越してきたときスーパーでよく見かける「地粉(じごな)」ってなんだろ?と疑問に思ったことを思い出しました。ほうとうには、中力粉である「地粉」を使うんですね。ネットレシピに小麦粉とあったので、てっきり薄力粉だと思ってしまいました。

ちなみにこの「地粉」は、サッカーJ2ヴァンフォーレ甲府のユニフォームスポンサー株式会社はくばくが出しています。

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気をとりなおしてふたたび挑戦。2回目だからか、こねるのも慣れたもの。と思いきや、打ち粉するの忘れてまな板にべったりくっついてしまいました。打ち粉たっぷりが、ほうとうを打つときの基本だそうです。

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できた~これぞほうとうの味。おいしい。ところが、麺をのばし過ぎたせいか、短くきれぎれになってしまいました。簡単とはいえ、最初っからうまくいくものじゃないですね。修行を積まねば。

初体験して感じた、ほうとうを打つときに注意することは、以下の3つです。

①「地粉」を使う。(中力粉)

②のばすときも、切るときも、切ってからも、打ち粉はたっぷり。

③5mmほどの厚さにのばす。(のばしすぎないこと)

ちょっと失敗はしたけれど、でもこんなに簡単に打てるんだ~とびっくりもしました。

おうちで過ごす時間が長くなったいま、郷土料理に挑戦してみるのも楽しいですよ。

筆者

山梨特派員

水月

2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。

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