水と緑のフュージョン!緑燃ゆる渓谷道を歩く~『吐竜の滝』
八ヶ岳も雪解けの季節を迎え、夏の顔を見せ始めました。(5月20日撮影)
八ヶ岳、南アルプス連峰、富士山を望むことができる『八ヶ岳高原大橋』です。
ここから車で10分ほどのところにある、川俣川東沢渓谷の『吐竜(どりゅう)の滝』へ行ってきました。
駐車場の前にある入口の看板です。さあ、出発。レッツゴー!
あ、いきなり「クマ出没注意」の看板。
渓谷道は、大きな石もたくさんある土を踏み固めた道です。スニーカーなどの歩きやすい靴の方がいいですね。
少し歩くと、小海線の高架の下を通ります。小海線が通ったら、ラッキーかも。
そして、その先の小さな橋を渡って。
あ、ついた。のんびり歩いて6~7分ほどでした。
おお! 『吐竜の滝』だ~!
岩間からいく筋も流れ落ちる清流が、竜が水を吐くように見えたんですね。
ここ川俣川東沢渓谷は、日本名水百選のひとつ「八ヶ岳南麓湧水群」が集まって流れ出す清流です。
『吐竜の滝』は、その代表格。澄んだ湧水が集まって木々の緑と融合し、この滝を作り上げています。
秋には彩り豊かな紅葉が美しく、冬には滝の結氷も見られるそうです。
夏には、苔も見ごたえがあります。滝の水分をたっぷり吸って、緑濃くイキイキとしていました。
気持ちいいなあ。うーん、リフレッシュする。
足もとの小さな野の花に目を留めながら歩くのも、楽しいですよ。マムシグサが咲いていました。
エゾノタチツボスミレだよね? 可憐~♩ 初めて見た。
『吐竜の滝』は、川俣川東沢渓谷道の入口でもあります。
「獅子岩橋」「行者の滝」「天狗岩橋」などを経由して「東沢大橋」へと歩くことができます。
『吐竜の滝』より先は、山道と言っていい足場の悪い道になるようです。山歩き用の靴の方がいいでしょう。
5月も半ばを過ぎましたが、この日(5月20日)朝10時の気温は12℃で、肌寒いくらいでした。
これから暑い季節がやってきますね。
清流の白と木々の緑と涼やかな風にホッとする、おススメの癒しスポットですよ。
『吐竜の滝』
住所 山梨県北杜市大泉町西井出8240-1
アクセス(駐車場まで)
【車】 中央自動車道・長坂ICから車で約20分
県道28号線、八ヶ岳高原大橋(黄色い橋)を渡り坂道を上ったあたり、「吐竜の滝」看板を左折
※28号線より先、道幅が狭いため普通車以上の車の通行はできません。
【電車】 JR小海線・清里駅下車、清里ピクニックバス(期間限定)で「吐竜の滝入口」下車、徒歩約25分
【タクシー】 JR小海線・甲斐大泉駅もしくは清里駅からタクシー約10分
(八ヶ岳観光タクシー Tel: 0120-48-1455/清里観光タクシー Tel: 0551-48-2021)
駐車場 15台程
北杜市観光協会「ほくとナビ」
https://www.hokuto-kanko.jp/guide/doryu-no-taki_waterfall-kawamata-valley
筆者
山梨特派員
水月
2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。
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