ホーチミンにあるアジア最古の動植物園
ホーチミン市内の1区にある『サイゴン動植物園(Saigon Zoo and Botanical Garden)』
1864年に植物園として設立されたこの施設は、
アジアで一番古い動植物園としても知られています。
入場料は、年齢ではなく身長で区分けされています。
身長が1.3m未満は3万ドン(約150円)
それ以上は5万ドン(約250円)です。
園内は緑が生い茂っていて、
一年中の夏のホーチミンでは市民の憩いの場ともなっています。
イラストで動物の位置を表している園内案内図。
なんとも不思議な雰囲気が漂いますが、園内を散策するときに自分の位置を知るときにも便利なので、この案内図の写真を撮っておくのがお薦めです。
ちなみに、日本の動物園のように入口で園内案内図などの配布はありません。
現在はかなり広い敷地で運営されていますが、設立当初はもっと小さい規模で管理されていました。
ベトナム戦争で破壊された経緯もあり、修復を繰り返し、今のような形になったそうです。
広い園内には多くの動植物が顕在していて、その数100種類以上
1000頭ほどの動物が飼育されていると言われています。
動物園と聞くと思い浮かぶ、ゾウやライオン、キリンといった動物はもちろん
ホワイトタイガーや絶滅危惧種に指定されているコビトカバも見ることができます。
こちらの動植物園の強みは、動物たちとの距離が近いこと。
安全面上の柵はありますが、日本の動物園よりも距離が近く身近で動物たちを観ることができます。
また、動物たちを見るだけでなく、餌やりをすることもできます。
動物によっては、このように餌を待っているものもいますよ。
餌は、対象の動物がいる場所の近くに販売されている方がいるので、そこで購入します。
餌により金額は異なりますが、1カップ4,000ドン〜10,000ドン(約20〜50円)
そして、
忘れてはいけないのが、ここは東南アジアということ...
楽しみに見に来た動物たちも、日中のうだるような暑さであまり活動していないことも多いです。
基本的に屋外の動物園は、日中の日差しや気温は人間にとってもつらいものです。
午前中の早い時間か午後の夕方前など、
昼間の一番暑い時間を避けて入園するようにしてくださいね。
そして、こちらの動植物園には子供には嬉しい施設が多くあります!
こちらは、動物と触れ合える場所。
中にはヤギがいて、餌をあげたり一緒に遊べたりもします。
係りの方が常駐しているので安心ですね。
日本の動物園にもこのような場所はありますよね。
子供たちが楽しいと思う感覚、というのは世界共通なのかもしれないですね。
また、暑い園内には涼めるスポットして水遊びの施設もあります。
こちらも子供やその家族が利用するのが基本ですが、遠目で見てもかなり涼しそうです。
サイゴン動植物園に来られるお子さんは、水着も忘れずにお持ちくださいね!
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