威風堂々、街の顔 〜観光名所めぐり01〜

公開日 : 2009年03月03日
最終更新 :

 今回は、ちょっとベタですが、ホーチミン市の観光名所をご紹介します。

 市内観光では通常、ホーチミン市の目抜き通りと呼ばれるドンコイ通り周辺が主な見所となるのですが、その隣、グエンフエ通りに「ドンッ!」とそびえる白亜の建物。それがホーチミン市人民委員会庁舎です。

 建物はこれでもかとばかりに無数の彫刻で飾られており、「ちょっぴり飾りすぎ?」の感も否めませんが、確かに豪華絢爛、美しい外観となっています。これはナポレオン時代に起こったといわれる古代ローマの様式を再現しようとしたフランス「アンピール様式」の特徴といわれ、仏領時代、フランス本国の力を誇示するため、この建物はその様式にのっとり、1909年に建てられました。

 もともとは現地に駐在するフランス人のためのパブリックホールとして誕生したといわれていますが、現在は役所として使用されているため、関係者以外の立ち入りはできません。外から眺めるだけとなりますが、夜になると美しくライトアップされ、その前の広場には夕涼みをする地元の人々が大勢集まります。観光がてら、ホーチミン市の夜景散策にもぴったりのスポットです。

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建物の写真も近くからの撮影は禁止(守衛に止められます)。ただし、少し離れて建物の前のレタントン通りを渡ったあたりからなら撮影できます

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豪華な装飾。なにげに約100年の歴史を持つ、ホーチミン市の顔

ホーチミン市人民委員会/U.B.N.D Thanh Pho

住所:86 Le Thanh Ton St., Dist.1, HCMC

では、また次回。

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