街はクリスマス一色
陽光降り注ぐ、南国ベトナムはホーチミン市。1年を通して半そで暮らし、そんな街にも冬(らしきもの)はやってきます。その季節の到来を実感させてくれるのがクリスマス。ベトナム人の約8割は仏教徒ですが、次いで多いのがキリスト教徒。しかもカトリックがその大半を占め、一般市民の中にも敬虔な信者が数多くいます。
そんな事情からか、この時期となると、街はクリスマスモード一色に早がわり。日本同様、近年では異なる宗教を持つ人々からも一大イベントとして取り扱われがちですが、誰もが盛大に楽しむ雰囲気は、いろんな意味で、むしろ日本以上といえるでしょう。街のいたるところにツリーやサンタ、トナカイなどが飾られ、公園などにも特設オブジェが登場。大通りではイルミネーションが光り輝きます。
↓そんなクリスマス前後の街の様子はこちら↓
イルミネーションをひと目見ようと、通りは大渋滞。聖なる夜に暴走族もはだしで逃げ出すエンジン音が鳴り響く。もちろんタクシーやバスなども巻き込まれ進めなくなるので、街中の移動は「歩き」をおすすめします。
南国らしく、半そででクリスマス。食べているのはアイスクリーム。
こどもたちはサンタの衣装で街をお散歩。24、25日でなくても、前後数日はこのようなクリスマス風景が普通に見られます。
街中に突如あらわれる、きらびやかなツリーやオブジェの数々。すこしトンガリすぎたのか、サンタを越えたアート作品も登場します。そしてそれらの前で記念撮影、といくのがベトナム的セオリーです。
ここでもパチリ。
クリスマスとは関係ないけど、ホーおじさんの前でもパチリ。
ちなみにベトナムではクリスマスを指す言葉として「クリスマス」も使われますが、フランス文化の影響から一般的には「ノエル(ベトナム語では「No-en/ノーエン」)」と呼ばれます。そう書くと、ちょっぴり厳粛な感じもしますが、ベトナムにおけるクリスマスはこのように、キリスト教徒以外にとっては基本的にはお祭り騒ぎの場。ロマンティックに聖なる夜を過ごす、とはいかないところがベトナムらしさ、なのでしょうか。
では、また次回。
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