原爆ドームから宮島へ直行！川下りと海上クルーズを楽しんで、２つの世界遺産を結ぶ「世界遺産航路」
長らくご無沙汰しておりました、すみません。
長くて暑い夏、真っ盛り。
広島も毎日猛暑が続いております。
この夏は震災と原発の影響か、例年より少し外国人観光客の数が少ないように感じましたが、8月6日の原爆の日が過ぎても、街中は観光客の方が多く闊歩されているようです。
さて、広島の観光地と言えば、間違いなく「平和記念公園（原爆ドーム）」と「宮島・厳島神社」が挙がると思うのですが、この二区間を一日で移動すると、結構大変ではないでしょうか？
地図で見ると、これくらいの距離があります。
赤いマークが平和公園、緑のBマークが厳島神社です。
そう、かなり遠いんですよね。
市電（路面電車、広島電鉄）やJRで宮島口まで行き、そこから宮島までフェリーで15分程度かかります。
どうしても街中から1時間程度は見ておかなくてはなりませんし、JRですと、駅からフェリー乗り場までの移動も地下道に降りなくてはならないので、意外と面倒に感じるかもしれません。
そこで、お奨めしたいのがこれ。
2つの世界遺産を結ぶ、「世界遺産航路」
原爆ドーム前から、遊覧船に乗って宮島へ！！！
平和公園の観光を終えて、原爆ドーム前の元安川にある桟橋から遊覧船に乗ると、45分程度で宮島まで一直線です！
もちろん、乗り継ぐ必要はないし、なんといっても川を下って瀬戸内海へ出るのですから、移動の間も飽きずに市街地、港、海の上とめくるめく風景の様変わりを楽しむことができます。
しかも、船には乗組員の方がマイクを握り、川や海からの景色を見ながら、ガイドブックにも載っていないようなマニアックな話を聞かせてくれるかも......？ しれません。
気になる「世界遺産航路」、2011年5月の写真ですが、是非雰囲気を感じてみてください。
平和記念公園内にある「広島リバークルーズ」の遊覧船乗り場です。
乗り場から元安橋を挟んで、原爆ドームが目の前です。
ここからは、リバークルーズの船も出ています。
川から眺める広島独特の景観は、歩いているのとは違う街みたいで、なかなか楽しめますよ。
チケット売り場。
週末は満席になることが多いので、予約必須です！
チケットと乗船整理券。
整理券は必ず、一人一枚ずつ持ちます。
船は、川を下っている間は比較的スピードを落とし、景色を楽しみながら進みます。
川からの目線で両岸を流れる街の景色を観ると、非日常の行楽気分が増します！
河口近くになると、川幅も広がり、磯の香りがしてきます。
気づけば、川から海へと出ていました。瀬戸内海です。
他の船とすれ違うと、みんな手を振っていきます。
正味45分の船旅は、風も気持ちよく（少し寒いくらい！）、普段広島市内にいる私でもかなりの旅行気分を味わえるくらい楽しかったです。
一日で平和公園と宮島を両方行きたい！と言う方には、時間の短縮にもなりますし、乗り換えをする必要もないし、何より景色を楽しめるので、お子さんも絶対満足のはず！ 是非お勧めします。
【おまけ・宮島にて】
宮島の動物と言えば、鹿さん
お昼には、広島風お好み焼き！
宮島の桟橋近くにある「好味亭」さん。
広島市民が言うので間違いないですが、おいしいです。ただし、昼間は絶対混むので、時間をずらすことをお勧めします。
引き潮時の厳島神社の鳥居。
ここぞとばかりに、歩いて鳥居のそばまで歩いていくのはこの瞬間のお楽しみ。
こんな近くで鳥居を観ることができます。
鳥居の組み木の上に石を乗せようとする観光客の皆さん
鳥居の足は、フジツボと海藻がビッシリ。
木の皮の中に小銭が詰め込まれています。
皮が剥がれてしまわないか、少し心配。
最後に、お抹茶ともみじ饅頭で一息。
平和公園から宮島へ一直線！ 是非一度、川と海からの景観も合わせてお楽しみください。
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運賃
【片道】 大人 1,900円 小人 950円
【復路】 大人 1,500円 小人 750円
予約電話番号・FAX番号 元安桟橋事務所 082-240-5955
予約FAX番号 広島事務所 082-297-4289
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