広島は桜満開、春爛漫です! 比治山公園の花見散歩。

公開日 : 2011年04月11日
最終更新 :
筆者 : 河野友見

いまの日本はとても苦しい境地にありますが、それでも春はやってきました。

広島は、桜の開花がピークです。

広島市南区にある比治山公園を散策しながら、「お花見散歩」をしてきました。

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この国内の状況ですから、花見も自粛する傾向があったと思います。

例年よりも花見客が少し少ないかなという気もしましたが、それでも満開の桜が集中するスペースには、多くの人がお弁当を持ち寄ってお花見を楽しんでいました。

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歩きながら頭上を見上げると、青い空も見えないくらいの春一色です。

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桜は遠くから見るのもいいですが、ひとつひとつの花びらを愛でるのもいいものですよね。

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大きな木の幹から、ちょこんと生えた小さな枝とその先に咲く桜。

植物の命というものを感じた瞬間です。

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シバザクラも地面から春の訪れを告げています。

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地麺に散ったピンクの花びらもまた、春の一面を見せてくれます。

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街中にありながら広大な緑地帯を織りなしている比治山の中には、「陸軍墓地」があります。

明治時代に作られ、原爆の被害にも遭いましたが、陸軍戦没者の墓を今も守る墓地です。

ここの桜並木はとても見事。

もちろん場所柄花見客はいませんでしたが、英霊のたましいを静かに見守るように立つ古木の桜を、墓参りするつもりで見るのもいいかもしれません。

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この墓地の先は見晴らしのよい展望スペースがあり、山の南側を望むことができます。

向かい側に見えるのは同じく広島市南区にある黄金山(おうごんざん)。あちらもこの時期はお花見で有名です。

車道沿いの桜並木がらせん状に連なるのが、ここからでも見て取れます。

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黄金山から右へ目を向けると宇品港(広島港)方面。

瀬戸内海に浮かぶ島々が、花曇りの空に溶け込んでいます。

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比治山の中にはひろしま現代美術館、広島市立まんが図書館などのほかに、いくつもの小さな公園やオープンスペースがあります。

遊具のある公園には、小さな子どもたちがたくさん遊んでいました。

「花より遊び」です。

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桜の下に花見客あり。

中には大学生らしきグループがバーベキューを楽しんでいました。

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1,2時間も坂道を登ったり下ったりして歩けば、けっこうな運動量になりました。

暖かい日でしたので、多少汗ばむくらい。

春になったなあ、と体中で実感できました。

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比治山公園の地図、詳細はこちら。

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