広島より、あけましておめでとうございます。おせちとお雑煮の話。
遅ればせながら・・・・・・
2011年、あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
↑夫の実家がある高知県にいるウサギのひめちゃんです。(4歳)
土佐というと酒豪が多いイメージですが、ウサギも呑みます(笑)
ひめちゃんはビールの缶をペロペロしていました。
さて、お正月といえばおせち料理にお雑煮ですが、地方によって様々な味や見た目があって、郷土色豊かでおもしろいですよね。
日本は狭い島国と言えど、まったく知らない文化や風土があって、それぞれの個性は本当に興味深いものです。
みなさんの地域のおせち料理やお雑煮はいかがですか?
広島のおせち料理は、基本的なものは何も変わらないと思います。
瀬戸内海の幸である魚介類、牡蠣などを入れるところもありますが。
私の実家のおせち料理はこんな感じ。
伊勢海老はちょっと奮発(笑)
基本的な内容で、三段のお重に入れます。
これが基本・・・・・・と私は思っていましたが、別の地方に行けばそこ独特のものがありますよね。
嫁いだ相手が四国は高知の人だったので、いまは毎年年末年始は高知で過ごすようになりましたが、土佐のおせちがビックリ!!
中身はそんなに珍しいものが入るわけではないのですが、お重ではないのです。
高知名物、皿鉢(さらち)料理と呼ばれます。
ジャジャーン。
どうです、この豪華絢爛ぶり。
高知の家庭には床の間に通常飾るような大皿があって、これに「どれだけ綺麗に盛り付けるか」がお正月の風物詩でもあるのです。
料理はもちろん、南天の実やつばきの花、ゆずの皮を入れ物にして、色とりどりに飾り付けていく。
初めて見たときは「すごーい!!!」という感激と、「こりゃとんでもない地方に嫁に来てしもうた!」(←長男の嫁・・・・・・)というプレッシャーとで頭いっぱいでした。
でも、数年経てば何となくわかってきて、今年は私も家族の人たちと一緒に盛り付け頑張りました(笑)
ちなみに、この中で私がつくったのは炒り鶏の煮物、田作り、栗きんとん、酢蓮、里芋としいたけの煮物、だて巻き、あとは海老くらいです。
お雑煮もやはり地方の味、家庭の味が出ますよね。
広島は「おすまし」のお雑煮が多いと思います。
実家ではかぶ、金時人参、三つ葉を結ったものに焼いた白いお餅を入れます。
高知の実家では「白味噌」で、入れるのはかぶと白いお餅。
お雑煮って実家や親戚の家くらいでしかいただかなかったので、初めて食べる味噌のお雑煮も、これまたカルチャーショックでした。
聞いたことがあるものでは、赤味噌の中にあんこのお餅を入れる地方もあるとか。
九州だったでしょうか?
(どなたかご存知でしたら教えてください。)
ほかにも、色々な地方のおせち、お雑煮、とても興味があります。
お正月はそういう意味でも、日本全国の文化があちらこちらで楽しめるよい文化ですよね。
今回は広島だけの話じゃなくてすみません。
ときにはこうやって他の地方と比較してみるのも面白いなあと思いました。
今年も、小さいこと、大きいこと、拾い上げてはたくさんご紹介できるように努めてまいります。
みなさんにとってもよい一年となりますように・・・・・・!!
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