Taiteiden yö ヘルシンキフェスティバル、アートナイト!
今年で30回目を迎える、毎年恒例のヘルシンキフェスティバル、Taiteiden yö(アートナイト)が開催されました。1日を通して、ヘルシンキ市内の至るところで、芸術、音楽、コンサート/ライブイベントが無料で開催されるこのイベントは、市民から観光客、子供からお年寄りまで「誰もが参加でき楽しめる」がコンセプトです。
街のいたるところがアートで飾られます。
前日にさーて今年はどこのイベントに参加しようかと長すぎるリストを見て、場所を絞りました。良いイベントは夜に集中するので、どうしても時間が被ってしまい全部の参加は難しいですが、小都市ヘルシンキならでは、自転車で移動できるので便利です。
ヘルシンキ市役所前は、Helsinki festivalの旗がずらり!
ヘルシンキ中央図書館OODI(オオディ)でも様々なイベントが開催されました。
今年の目玉はなんといっても大聖堂前の大階段で行われた大合唱団!広場にはものすごい数の人々が集まり(こんなにフィンランドに人がいたっけ?というほど)みんなが一緒に合唱団と歌っているのが圧巻でした。広場の中で綺麗な声に包まれる一体感はなんとも素晴らしかったです。普段の生活では、フィンランド語はあまり美しい言語とは感じませんが、こういった歌を聴くととても綺麗な言語に聞こえるのは不思議です。動画はフェイスブックに載せたので気になる方はご覧ください。
続いて、若者に人気のエリア、ヘルネサーリにある、サウナが有名なLöyly(ロウリュ)ではフィンランドの人気バンド、Roope Salminen ja koiratのライブが行われました。
サウナはすっかり観光地化していますが、バーやレストランは地元民で賑わっています。
優雅にワインを飲みながらヨットからライブの様子をみる人たちもたくさん行き来して海の上も賑やかでした。
この夏からヘルシンキ市内の数カ所に、パデルのコートが設置され、人気スポーツでいま注目されています。我が家の近所にもコートができたのでチャレンジしてみようかと思っていますが、もうそろそろ寒くなってきたので急がねば!です。
ヘルネサーリエリアは、もともと倉庫や工業地帯でしたが、ここ数年でロウリュやおしゃれなバー・レストランができ、トレンディな場所になりつつあります。まだまだ工事中で開発地区ではありますが、アパートもたくさん建ち始めているので今後に注目です。
アートナイトでも体を鍛えるのにぬかりないフィンランド人たち。体を動かすことが大好きです。
All Photos & Text: Yuko Räsänen
筆者
フィンランド特派員
ラサネン優子
2015年よりヘルシンキ在住のライター・コーディネーター。ヘルシンキのトレンド・レストラン・デザイン情報など、フィンランドの魅力をたっぷりとお届けいたします。
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