ヘルシンキ中央図書館OODIのテラスがオープンしました!
フィンランドの学校は今日から夏休みに入りました。約2ヶ月半の長い夏休み。
同時に、職場でも4週間の夏休みに入る人もちらほら出てきました。夏休みになると満面の笑みになるフィンランド人。わかりやすくて面白いです。暗く無表情の冬とは違い、夏は表情も緩やかになります。
ヘルシンキの夏は、観光客が街に押し寄せ溢れかえりますが、その代わりにフィンランド人は南欧や田舎のサマーコテージへ、バケーションに行きますので、ヘルシンキ中心部は外国人が多くなります。
さて、昨日よりヘルシンキ中央図書館OODI(オオディ)の3階テラスが一般開放されました。夏の間は開放感のあるテラスに自由に出て木の椅子に座り、日光浴しながらのんびりすることが可能です。
ちなみに天気はまだまだ寒い(最高気温14度くらい&風が強い)ので外でゆっくり座ってという気にはなりません。早く暖かくなってほしいものです。
テラスからの眺めは、正面に国会議事堂、ミュージックセンター、右手には、フィンランディアホール、そしてトーロ湾が見渡せます。
オオディは、オープンしてから私もよく利用していますが、従来の図書館というよりはコンセプト通り、「みんなのリビングルーム」。静かに本を読みたい、集中して仕事や勉強をしたい時には不向きです。
オープンスペースなので人が多くカフェなどもありとにかく賑やか。
2階には、ワークスペースや個室もありますが、窓がないため閉塞感、やや窮屈感があるので個人的には利用する機会がないです。
やはり私の周りでも、集中して仕事や勉強をしたい場合には、実用的で集中できる別の図書館を利用しているのが現状です。
そんなオオディですが、オープンして以降初めての夏を迎えるため、観光名所となり現在は多くの観光客、団体客で賑わっています。
この建築デザインは本当に美しいです。
正面に国会議事堂、ミュージックセンター
テラスの椅子は人気。まだまだ寒いものの、たくさんの人が集まっています。
向こうにはトーロ湾が見渡せます。青い空と白いふわふわの雲、オオディのユニークなラインがなんとも素敵です。
3階内部の様子
中央にはテラスでくつろぐ人が見えます。
フィンランディアホールから、オオディを望む。オオディ周辺はまだまだ工事が続いており、いつ終わるのやら・・・です。
All Photos & Text: Yuko Räsänen
⭐︎ラサネン優子
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筆者
フィンランド特派員
ラサネン優子
2015年よりヘルシンキ在住のライター・コーディネーター。ヘルシンキのトレンド・レストラン・デザイン情報など、フィンランドの魅力をたっぷりとお届けいたします。
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