今年もトラファルガー広場に、日本人アーティストによるキリスト降誕シーンが!

公開日 : 2015年12月14日
最終更新 :
筆者 : 小野雅子

毎年この季節になるとトラファルガー広場には、キリストが降誕した馬小屋の情景が展示されています。この風習はもう50年くらい続いている、トラファルガー広場名物の一つ。それだけでも一見の価値があるけれど・・・

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2006年以降は、日本人彫刻家・鈴木友昌氏の作品が展示されているんですよ。だから今年で15年目になります。

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場所は、ネルソン提督とそれを囲む四頭の黒いライオン像の隣り・・・という場所が場所なもんで、先代の物は2003年にラグビーW杯でイングランドがオーストラリアに勝った日に、浮かれて飲んで騒いだ人達に壊されちゃいました!

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それで、作品コンペで優勝した鈴木氏の木製彫刻が展示されるようになったのです。

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前回の破壊行為を踏まえて、きっと今あるのは酔った暴徒がちょっと悪戯したくらいでは壊れないような強化ケースに入っているんでしょうね!だから今年も、来年も・・・しばらくは彼の作品を楽しめると思いますし、そう願っています。

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東方の三賢人、黄色い衣を着ているのは鈴木氏自身がモデルなんですよ♪

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第二次世界大戦後、オスロ市民からの感謝のしるしとして毎年贈られてくるノルウェイ産のモミの木とともにトラファルガー広場に欠かせない、クリスマスの至宝です。

筆者

イギリス特派員

小野雅子

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