女子サッカー、日本がドイツに勝つ!

公開日 : 2011年07月10日
最終更新 :

ドイツ人はサッカーが大好き。ワールドカップとなると、ビアガーデンや飲み屋で中継を見たり、自宅に友達を呼んでわいわい騒ぎながら見たりと、一大イベントです。今回の女子ワールドカップはドイツでの開催ですから、男子ほどではないけれど、かなり注目されています。

ドイツ対日本戦を9日夜、テレビで見ました。国営第二放送のZDFによる生中継。ドイツは3連覇を目指しており、司会者は「日本はドイツに勝ったことがない」「ドイツが勝てばこれで4強入り」と解説しています。ゴールにはつながらないのですが、ドイツが優勢で「日本選手よりもドイツ選手の方がいくらか背が高い」「この場面では、ヤパーナリン(日本人女性)健闘」など、余裕しゃくしゃくという感じのコメントでした。

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ところが延長戦の後半で、日本が一点入れたから大変。ドイツ選手の必死の攻撃と、ドイツ人観客のくやしそうな顔。司会者の声も一気に深刻になり、あと残り一分を切ると「これはセンセーショナルなこと。負けたらみな言葉もないだろう」と発言。そして、ドイツは負けました。

まさかサッカー大国のドイツが、東の端のアジアの国に負けるなんて!というのが、ドイツ人の正直な感想でしょう。多くのドイツ選手が泣いており、観客も司会者もコメンテーターも相当ショックを受けているようでした。ドイツのテレビ放送なので、ドイツ選手ばかり映っていて、あまり日本選手の喜びぶりはわからなかったのが残念。司会者が最後に「日本は、今日は強い敵だった」とひとこと。4強入りできなかったのは1999年以来、12年ぶりだそうです。

試合に勝つと、あちこちで車がクラクションを鳴らして走り回るので街中にぎやかなのですが、今晩はとても静かです。正直、私も日本が勝つとは思ってなかった。いやあ、すごい。ドイツのサッカーファンは今晩、眠れないと思います。

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