ハンブルク生まれのアドベントクランツ
ドイツでは、クリスマスのデコレーションとして定番のアドベントクランツ。
これ、ハンブルク生まれなのです。
始まりは1839年。プロテスタントの神学者J.H.Wichern(ヴィヒャーン)が、自身で創設した親のいない子供達が住む家「Rauhe Haus」(「ラウエス・ハウス」)の子供達の為に始めたと言われています。
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クリスマスが待ち遠しいのは昔も変わらず、「クリスマスまであと何日?」と質問を繰り返す子供達に応えるべく、ヴィヒャーンはあるアイディアを思いつきました。「ラウエス・ハウス」の片隅にあった車輪に、20つの小さな赤いロウソクと、4つの大きな白いロウソクを並べ、毎日一つずつ月曜~土曜は小さな赤いロウソクに、日曜日には大きな白いロウソクに火を灯したのです。その後、アドベントクランツは車輪をモミの枝で飾り付けたり、キャンドルの個数が4つに減ったりと徐々に変化をしつつ広がっていったようです。
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「ラウエス・ハウス」では、現在でもアドベンツクランツを毎日灯しており、「ラウエス・ハウス」のHPで(デジタルですが)アドベンツクランツを見る事ができますよ。
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