ブレーメン:ベッヒャー通りのグロッケンシュピール
ブレーメンを代表する観光スポット、ベッヒャー通り。
通りの長さは100mだけなのですが、中世の街並みを再現した路地は一見の価値があります。
そして路地を彩るお店はどれも可愛らしくて、ブレーメンのお土産探しにピッタリの場所でもあります。
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このベッヒャー通りで一番有名な観光スポット言えば、グロッケンシュピール。通りの創案者であるコーヒー商人Ludwig Roselius(ルードヴィッヒ ロゼリウス)が、通りに何か新しいアトラクションを、と希望して始まりました。鐘には陶器が使用されていますが、理由としては銅では重すぎて設置が難しかったようです。ただし、鐘を陶器から製造するのは難しく、マイセンのものが採用されたそうです。
レンガ造りの建物に囲まれて、マイセン製による鐘の音色を聴けるなんて素敵ですよね。陶器による音色は、優しく柔らかく遠くまで響くそうですが、確かに温かい音色です。ただ、鐘に動きがないので「音色を聴いてみたい」くらいの感じで行くと、数分ほどで飽きてきてしまいます。
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なので、鐘の音色と共に版画を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
鐘の左下、通常はレンガ造りの壁ですが、鐘の演奏に合わせて大西洋横断をテーマとした10つの版画が入れ替わり現れます。
鐘の演奏時間は、1曲約1分で合計10分。演奏の代わりに併せて版画も回転します。版画は大西洋横断に関する人物がモチーフとなっており、ヨーロッパ大陸から初めてアメリカ大陸へ渡ったレイフ・エリクソンから始まり、操縦可能な飛行機を実現化したツェッペリンが最後に登場します。
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鐘を聴きながら、版画に登場する人物を眺めていると、演奏時間の10分もあっという間に過ぎてしまいますよ。ブレーメンにお越しの際には是非訪れてみてください。
ベッヒャー通りのグロッケンシュピール
演奏時間:4月~12月12時~18時の毎正時 (1月~3月は12時、15時、18時の正時のみ)
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