旬の味覚 Pfifferlinge(フィファリンゲ)
もう旬も終わりかけですが、秋の味覚といえばドイツでもキノコが挙げられます。Steinpilz(シュタインピルツェ)、Maronenpilze(マローネンピルツェ)などがありますが、一番よく目にするのがアンズタケ、ドイツ名ではPfifferlinge(フィファリンゲ)です。レストランの季節メニューとしてもよく登場します。
キノコの香りと、マイタケのような歯ごたえが美味のPfifferlinge(フィファリンゲ)は、肉料理の付け合わせや、パスタ、スープやサラダのトッピングなど調理方法が豊富です。健康にも良く100gあたりのエネルギー(カロリー)は15と少なく、食物繊維、鉄、ビタミンD、カリウムなどのミネラルを含みます。レストランのメニューで見かけたら、是非試してみてはいかがでしょうか?
ドイツで調理ができる環境にある場合には、マーケットで購入して自宅で調理するのもお薦めです。先にご紹介した通り様々な調理ができる食材で、クリームソースとの組み合わせも捨てがたいですが、私が一番好きなのはPfifferlinge(フィファリンゲ)の風味と食感を楽しめる素朴な調理方法。バターで玉ねぎのみじん切りを炒め、Pfifferlinge(フィファリンゲ)を加えてから更に軽く炒めて、塩&胡椒のみで味付けしたものです。
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マーケットで購入するPfifferlinge(フィファリンゲ)は泥などがついたままの状態で売られているものが多く、調理前に泥などの汚れを掃除する必要があります。Pfifferlinge(フィファリンゲ)の掃除は、調理用のハケが適していますが、無ければキッチンペーパーでも代用可能です。水洗いはキノコの風味を失ってしまうのでNGだそうです。小麦粉を使用して洗う方法もあるそうですが、 その方法も水を使用するので香りがとんでしまうそうです。手間はかかりますが、味覚が最大限に活かされますので、是非ハケ掃除をしてあげてください。
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*この記事は以下HPを参照しました。
https://eatsmarter.de/lexikon/warenkunde/pilze/pfifferlinge
https://www.t-online.de/leben/essen-und-trinken/id_47834562/pfifferlinge-sammeln-putzen-und-zubereiten.html
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