ブレーマー フライマルクト
ドイツで最古の祭りの一つとされ、今年で982回目となるBremer Freimarkt(ブレーマー フライマルクト)が10月13日から10月29日までブレーメン市内で開催されています。
北ドイツにおいては最大の祭りとも言われ、約100,000㎡の会場に、17日間でおよそ400万人の来場者で賑わうそうです。ミュンヘンで有名なオクトーバーフェストの来場者が約600万人なので、私達には馴染みの薄い祭りですがドイツでは人気のようですね。
ブレーマー フライマルクトの始まりは1035年10月16日。当時のローマ皇帝コンラート2世がブレーメンの大司教に市場開催を認定してから、年に2回の春と秋のある期間限定で地元や新参者の商人が自由に商いをする事が許されました。その後800年ほどは商品の売買が主でしたが、年々エンターテイメントの要素が加わり、また春よりも秋に賑わったために開催が秋に集中され、現在の巨大な移動式遊園地へと変化していきました。(秋の方が盛り上がったのは、収穫物を売りにきたり、冬に向けて買い込んでいたためだそうです。)
フライマルクトの会場は2つあり、ブレーメン旧市街のMarktplatz(マルクトプラッツ)とブレーメン中央駅にほぼ隣接したBürgerweide(ブルガーワイデ)ですが、メイン会場はBürgerweide(ブルガーワイデ)。ここではドイツのイベントではお馴染み飲食や物販の屋台の他に、ジェットコースター、観覧車、お化け屋敷などの乗り物が50ほど設置されています。
オクトーバーフェストのテントのような会場もあり、週末の夜をメインにイベントが開催されています。ビールと音楽がメインなので若い方向けかと。
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祭りの期間中10月21日には、10時よりFreimarktsumzug(フライマルクト ウンツーク)というパレードが旧市街を彩ります。パレードの歴史は浅く今年で50回目。148のグループ、人数では4000が参加者し、パレードの長さは約3.4㎞にもなるそうです。カーニバルとの違いといえば、仮装をしてない事と、パレード中に農業用トラクターを見ることが多い事でしょうか。
テロ対策で、メイン会場の入り口では手荷物検査が行われています。その他、瓶、花火、犬、自転車の会場への持ち込みは禁止されています。音楽のイベントが開催される会場は、大きなバックやスーツケースは禁止されており、またスリの危険もありますので、ブレーマーフライマルクトへは軽装でお出かけになると良いかと思います。
Bremer Freimarkt (ブレーマー フライマルクト)
開催日:2017年10月13日~10月29日
開催時間:毎日13時~23時(金、土は24時)
会場:Bürgerweide(ブルガーワイデ)+Marktplatz(マルクトプラッツ)
*写真は2017年より以前に撮影したものです。
*上記記事は以下HPを参照して作成しております。
https://www.freimarkt.de/
https://www.weser-kurier.de/bremen/freimarkt-2017_artikel,-das-sollten-sie-ueber-den-freimarkt-2017-wissen-_arid,1654768.html
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