グアム伝説(2) Puntan Dos Amantes(恋人岬)
Hafa Adai(ハファデイ)♪
グアムには数々の伝説が語り継がれているのをご存知でしょうか?
第2回目は、人気観光スポットPuntan Dos Amantes(プンタン ドス アマンテス = 恋人岬)のお話です。
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むか〜し昔、首都Hagåtña(ハガッニャ)のとあるmaga'lahi(マガラヒ = 酋長)の家に美しい娘が住んでいました。
ある日、スペイン総督が娘を見初めたため、父親は娘の意向も聞かず、勝手に結婚を決めてしまいます。
それを知った娘は悲しみに打ちひしがれ家を抜け出し、人里離れた海岸で若いCHamoru(チャモロ)の若者と出会い、恋に落ちたのです。
娘と恋人の関係を知った父親は激怒し、直ぐにスペイン総督との結婚に応じるよう命じました。
が、娘は家を抜け出し恋人と落ち会うために岬へと向かいました。
しかし父親と総督、そして総督の率いる軍隊に探し出され、Tumon(タモン)湾の断崖へ追いつめられてしまったのです。
挟み撃ちにされてしまった2人は月明かりの下じっと見つめ合った後、愛を貫く決心を固め、お互いの長い黒髪を結び、最後のキスを交わすと約90メートルの眼下に渦巻く海へと身を投げたのでした。父親が慌てて崖淵に駆け寄り声をかけましたが彼らは既に別の世界に旅立った後でした。
その日以来、この高台は愛と幸せを誓う者たちの聖地として有名になり、毎日世界各国から多くの観光客が訪れています。
☆願い事が書かれたハート型のメッセージボード&鍵がつけられた展望台のフェンスはお花が咲いているみたいに綺麗
恋人岬展望台上段からは、海抜123メートルのグアム島屈指の絶景を堪能することが出来ます。
☆眼下に拡がるエメラルドグリーンの海
またグアムの恋人岬は、新潟県柏崎市、静岡県伊豆市土肥町の恋人岬と姉妹提携していて、柏崎市からは友好記念の碑が、そして土肥町からは幸せの鐘が贈られています。
☆友好記念の碑
☆幸せの鐘♡
お帰りのバスに乗る前に、幸せの鐘右横のギフトショップ、左横の出店を是非覗いてみてくださいね!
町中のお店よりもかなり安くお土産が買えるんですよ。
☆Felicia(フェリシア)さんが販売するスラッシーはグアムで採れたフレッシュフルーツを使ったさっぱりして美味しいドリンク
☆雑貨を売るHana(ハナ)さんは流暢な日本語で対応してくれます
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