グアムでは必須 ☆ チャイルドシートの取り付け方
前回の記事で、グアムではチャイルドシート(グアムではよくカーシートと言います)の取り付け方についてご案内しますとお話しましたので、今日は簡単に動画と一緒にご案内したいと思います。
日本のチャイルドシートに関する法律をよく知らないのですが、グアムではチャイルドシートの着用がかなり厳しく決められています。
日本の方からは、こどもが泣き止まない時に授乳してしまったというようなことを聞いたことがあるのですが、グアムでは絶対にそのようなことはできません。
車社会のグアムなので、本当に僅かな距離でも車を使うことが多いですが、そのような時に寝ているベビィちゃんを起こすのはかわいそう...と思ってしまいますが、そんな時にとても役に立つのが、こちらでは一般的なカセットタイプのカーシート。一番上の写真でチャイルドシートの上に取っ手が見えると思いますが、このシートの部分が上の写真に写っているベースの上にかちゃっと載せられるようになっているタイプです。
商品によって載せられるこどもの大きさなどは違いますが、このカセット式のカーシートをまるでお買いものカゴのように持つことができ、お揃いのベビーカーにそのままカチッと載せることもできるタイプが良く見られるものです。
そこでこのカーシートのベースを車に取り付けておくのがとても重要。これができていないと出産後、病院や産院から退院させてもらえません。
とりあえず物があれば退院時にナースの方から説明と確認がありますが、クタクタに疲れている時にチャイルドシートの取り付け方を習うというのも億劫なお話し...。
そこで出産前にきちんと準備しておきたい方は、グアムでは消防署に行くと、どの消防署でもチャイルドシートの取り付け方を教えてくれますよ!
商品によって若干の違いはあるかもしれませんが、基本的にはこのように後部座席のシートベルトを使ってしっかりとベースを取り付けます。
実際に取り付けを行った夫曰く、自分でできたと思っても少し取り付けが甘いなと思っていたら、やはりベルトを通すところが1箇所足りなかったというようなことを言っていたので、心配な方は消防署で見ていただくととてもいいと思います♪
ちなみにグアムでのチャイルドシートに関する法律はこのようになっています。
☆ 新生児~1才(または体重20パウンド / 約9キロまで):後部座席にて後方に向けて設置
☆ 1~4才(または体重20〜40パウンド / 約9~18キロまで):後部座席にて前方に向けて設置
☆ 4~8才(または体重40パウンド / 約18キロ以上):後部座席にて座面のみのブースターシートを使用
☆ 4~11才で身長4フィート9インチ(約145センチ)以下:ブースターシートを使用
☆ 8才以上で身長4フィート9インチ(約145センチ)以上:後部座席でシートベルトを使用
※違反した場合、初犯で100ドル以下、再犯(1年以内)で200ドル以下の罰金
グアムでは一家に車が2台あることも多いので、上にカチッと載せるカーシートは1つでも、ベースを2つ用意してそれぞれの車に取り付けておくというのもよくあります。
またお友だちの車に乗せてもらう時も基本的にはカーシートの着用が義務付けられているくらいです。
このカーシート、本当に重いので、こどもが入るとかなり大変なのですが、うちの子はこのカーシートだととてもよく眠ってくれるので助かっています(笑)。
とにかく何かあったら消防署へ!どこの消防署でも大丈夫なので、ぜひ行ってみてくださいね。
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