アートとお茶と、カップケーキと♥

公開日 : 2012年02月14日

最終更新 : 2012年02月14日

筆者 : 鶴賀奈穂乃

しばらくチャモロ文化のお話が続きましたが、今日は去年11月末のオープン以来、とにかく人気が高くて人が途切れることのないカフェ、『INFUSION coffee & tea - Tamuning（インフュージョン・コーヒー･アンド･ティー　タムニング店）』のご紹介をしたいと思います♪

グアムでは最初にソフト・オープン（スタッフの方はまだトレーニング中で、メニュー内容もまだ最終的に決まっていない状態）をして、お店側が最終的な準備をすると同時に、お客様から忌憚ない意見を聞き、またここからクチコミを始めてもらう期間があり、その後グランド・オープンと言って正式稼動をはじめるお店がほとんど。とはいっても、大々的にグランド・オープンのセレモニーのようなことをするお店もありますが、のんびりグアムのことですから中には気がついたらグランド・オープンだった、ということも多く、またグランド・オープンしたはずなのに、まだまだ最終的な段階にいたらず、グランド・オープン後にいろいろと変更したり追加メニューができたりすることもしばしば（というか、ほとんど！？）。

ですから『INFUSION coffee & tea - Tamuning（インフュージョン・コーヒー･アンド･ティー　タムニング店）』も去年末から比べるとこの2ヶ月半で様子がどんどん変化して、これからも進化する予定とか♪

今日はそんな人気店のご紹介をさせてくださいね！

メニュー構成は今のところ基本的にUpper Tumon（アッパー･タモン）地区にある『INFUSION coffee & tea（インフュージョン・コーヒー･アンド･ティー）』と同じラインナップなので（というか、こちらのオープンと同時にUpper Tumon店のメニューも新店舗に合わせたよう）、どちらのお店でも同じメニューを楽しむことができますが、新しいTamuning（タムニング）店はやっぱり窓から入る光が燦々としていて明るく、席もゆったりと取られているのがうれしいところ♪

どちらのお店もWiFiが使用できるので（お店の方にパスワードを聞いてくださいね）、ラップトップを持ち込んでお仕事をしたり課題をこなしたりしている方たちがどちらのお店にも多いのですが、席数の少ないUpper Tumon（アッパー･タモン）店よりも新しいTamuning（タムニング）店の方が、混んできたかも...という気を使わなくていいかもしれません：)

今のところ新店舗オープン以来の変化は、まずはお茶の種類がとても増えたこと！そして大人気のカップケーキに新しいフレーバーがどんどん追加されていること♪

写真は最近登場したかわいらしいカップケーキで、下のベースがみんなが大好きなNutella（ヌテラ＝イタリアからやってきたヘーゼルナッツのチョコレート風味ペースト）を練り込んだチーズケーキでストロベリー・クリームが乗っているもの。これはと～ってもおいしくて、私のお気に入りカップケーキのひとつになりましたよ～♥

そしてもうひとつ大きな進化が、店内にたくさんのアート作品が飾られるようになったこと。

もともとオーナーさんはアートを展示することに興味を持っていらっしゃったようなのですが、去年の9月にUpper Tumon（アッパー･タモン）店に私の作品を展示することになり、新しいTamuning（タムニング）店ではいろいろなアーティストの方々の様々な作品を飾ることになりました。

ちなみに私の作品は2点あり、1点は2階へ上がる階段の上（降りてくるときによく見えます）、もう1点は階段下の1階の踊り場になります。

オーナーさんからは建物が建設中の時からいろいろとお話をお伺いしていて、新店舗の雰囲気などを聞かせていただいて、最終的には店舗ができあがってすぐに再度お店を拝見して、お店の方向性と合うように作品作りをさせていただきました。

1階は一番上の写真のように、窓の大きなアルコーブ部分に日本から取り寄せたカラフルだけれど和紙を使った照明を飾り、和風テイストを表現したいということだったので（オーナーさんは日本が大好きで日本と縁も強く、沖縄でビジネスもされていらっしゃいます）、先日の帰国中に撮影した七五三のお写真の中から、このような着物姿がかわいらしい女の子の写真を選んでみました。

また階段部分は下から見上げると一番上に南アジアの仏像がおいてあり、1階と同じ照明が高い天井からもつる下げられているため、日本と言うよりももう少しだけアジアのテイストが感じられるように、蓮の華を撮影して作品を作りました。

また両方の作品は2階から階段を降りてくるのにつれて両方が見えるようになるので、写真それぞれのトーンは背景の黒とモチーフの鮮やかなピンク色がそれぞれコーディネートされるように配色してあります。店舗が全体的に明るく色味も白やベージュなどの淡い色が多く使用されているので、作品も淡いトーンにしようかとも思ったのですが、逆に作品がアクセントになるようにビビッドな色味を使い、でも両作品とも窓から入る自然光に包まれて、店舗にあったやわらかい雰囲気になるようにしてみました。